トップページ ≫ 社会 ≫ 落語と政治 第76代川越市議会議長は真打三遊亭窓里(小林薫)さん
社会
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全国に40ある中核市である川越市。昨年六月に就任した小林薫議長は平成8年に真打に昇進した。市議会には平成7年に初当選。現在4期目である。
1月28日(金)川越蓮馨寺では第18回蓮馨寺落語会が行われた。木戸銭は1000円。窓里師匠の出身校・川越市立月越小学校の後輩、古今亭志ん八さん、桂三木男さんが高座にあがった。また、県議会議員舟橋一浩さんは、議員としてではなく、この落語会を後援したプレイグラウンド・スカラ座支配人として、出席した。
舟橋支配人「スカラ座オープンから3年半。映画上映に「何か」とのコラボレーションを考えている。それは、監督のトークショウであったり、落語の映画であったら、今日出演の志ん八さんに友情出演してもらったり。スカラ座を町の新たな側面にしたいし、川越の感性を発信していきたい。」この落語会は蓮馨寺の住職の厚意ではじまったもの。地域に親しまれる寺、日本文化を大切にする住職の心意気である。
さて、窓里議長。議会運営委員長をへて、昨年議長に。議会運営委員長で「議会は議員みんなで作るもの」を実感した。「議会では、市長提出議案を審議することが、宿題。一般質問が自由研究。」咄家ならではの発想力だ。「議員は自分のスタンスをしっかり。主義主張を明確にすることが大切。無我夢中だった新人議員のころより少しは余裕がでてきたかも。上下関係が厳しい落語の世界の修業も生きている。素直な気持ちは大切だし、空気が読めない、いわゆるKY、状況判断ができないものは、咄家も議員もダメ。」落語も根底には「庶民の心」がある。
川越市議会議員定数40名を4名減。議員定数削減条例可決にも先頭にたった。この四月改選。ムダの削減を声高く上げる国会議員。しかし、まずは「議員の数を減らす」この原点を忘れないでほしい。地方議員にこそ範たる議員が大勢いるのだ。
[お知らせ]
小江戸落語会 (三遊亭窓里落語家笑売30周年記念興業)
日時: 4月9日(土)午後2時開演 木戸銭1500円(前売り)2000円(当日)
会場: 川越市民会館 やまぶきホール
問い合せ: 埼玉県落語振興会 049-222-4380 三遊亭窓里 049-223-3854
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