トップページ ≫ 社会 ≫ さいたま市議会が残した汚点2月定例会自民党市議団の理不尽な決議に批判続出
社会
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先述したさいたま市議会自民党市議団(団長 青羽健仁氏)主導による議会決議は、改めて市民たちから批判を受けている。さらにまた、執行部から提案された、市民のための多目的広場の命名に対しても、嫌がらせとしか考えられない決議がなされ、非民主系の有識者、議会OB、県庁OB等からも、「二元代表制の権威を著しく失墜させた行為」として強い批判を受けていることが分かった。
広場のネーミングに「きずな広場」として市長側が提案したのに対して、清水市長を連想させるようなネーミングという趣旨で反対の決議を議決したことは、決議の重さを自ら軽々しいものにしてしまった。さらに、こういう問題は質疑の中で十分議論するのが常識であり、反対だったら反対すればいいことだけのことだ。まして「きずな」という言葉は、現代社会が最も必要としているキーワードで全国でも至るところ何万件を超えて使用されており、国もこの言葉を重要視しことあるごとに使っており、このことを取り上げて反対の決議をしてしまう非常識、横暴ぶりには、もはや救いようがないというのが大方の意見だ。
地方の時代の確立、地方議会の改革が大きく叫ばれている今日、政令市という名だたる市の議会が、この体たらくでは地方の未来の展望なぞ開けようがないし、これまた、さいたま市議会史上における汚点といわれても仕方あるまい。
ちなみに、これらの行動のリーダー青羽氏は、今日にも自民党県連から除名される可能性が強くなった。「維新の会」に深く関与した件だ。「維新の会」は橋下大阪知事等とは何の関係もなく、清水市長等の「改援隊」とも全く無関係の政治団体だ。
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