トップページ ≫ 社会 ≫ 川越市に特別秘書 県下ではじめて(政令市を除く)
社会
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川越市長(川合善明)は県下で初めて特別秘書をおくことになった。特別秘書を設けるには条例で定めて議会の議決を必要とするが、3月16日の川越市議会最終日に議会で可決された。
通常、市長には秘書課長や秘書室長が配置されるがあくまでこの秘書役は地方公務員法に定められる一般職の公務員で、市長の公約や政策実現に向けての政治的活動はできないことになっている。
川越市の場合、県下で最も古い市であり、近年人口も増加し時代の流れの速さの中で市長の掲げる政策や市民への公約の実現のためには政治との接点、政治との関係をしっかりとクリアしていかなければならず、そのためには地方公務員法の制約を受けないで市長の側近として行政、政治の両面を支えていく役職が必要となるのは当然だ。
しかし一方に副市長という市長の女房役もおり、この副市長も特別職の公務員なので地方公務員法の制約を受けないとすれば、この副市長が政治的にも動けば良いではないかという議論もあるが、副市長や県の副知事は何よりも庁内の実務を統轄することが第一であり、自由闊達な政治的動きは無理となってしまう。
今回の川越市の特別秘書配置は、川越市と同規模の自治体には大きな刺激になると同時に、果たしてそれだけの人材がいるのかどうかが重要な鍵となることだけは事実。この人事に川越市内のみならず他市からも深い関心が寄せられている。
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