トップページ ≫ 社会 ≫ 市長の魅力をひきだし川越の可能性を追求 県下初の特別秘書(政令市をのぞく) 川越市市長秘書 植松久生氏
社会
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県下で最も古い川越市。川合市長の掲げる政策・市民との約束公約実現のため、市長側近として行政・政治の両面を支えていく特別秘書を設けることが三月市議会最終日に可決されたことは既報。
四月一日からその任にあたる植松久生氏にインタビューした。
植松氏は県立川越高校を卒業後、明治大学農学部に進学。農芸化学科で先端農業を学んだ。1974年に川越市に奉職。この2011年3月までまちづくりに行政マンとして関わった。川越市に入庁した前年がオイルショック。退職時に東日本大震災。買占めと買い物難民にはじまり終わったというのも感慨深い。と振り返る。
市役所では 企画広報課が振り出し。当時神奈川県の川崎地方の時代映像祭に二年連続入賞。「蔵造りーまちづくりの明日を問う」この作品、この受賞が「蔵造りのまちなみ」を復活させ、マチを再生する大きなきっかけともなる。
その後「蔵造りのまちなみ」電線地中化に携わり、事業完遂までを見届け、都市計画課景観係長では 「まちなみ」を保存へ。単なる「保存」ではなく 政策企画課主幹として、関わり「重要伝統的建造物群保存地区」に平成11年12月1日に選定される道筋をつけた。
そして、川越美術館の準備からオープンまで、その後文化教育関係畑を歩んだ。平成21年1月に川合善明市長が誕生。川合市長が掲げる「改革・公正・公開」は広報を重視するということで、平成21年4月1日から広報監に抜擢。平成22年4月1日からは秘書広報監として、辣腕をふるった。
「蔵造りのまちなみ」を復活させるという大事業をなしえたことも「住民の力」ときっぱり、さらりという言うところに植松氏の「人間力」を見る。今年は統一地方選挙。私利私欲に走ったり、スジをまげることに疑問も感じず政治を志す人がいる中、植松氏の「マチを想う情熱」と「自分で汗をかきましょう。手柄は他人にあげましょう」という自然体には頭が下がる。
「出世には全く興味がないんです。市長を支えることを通じて、川越がいいマチになればいい。そして、川越は可能性を秘めたマチ。もっともっといいマチになるよう黒子に徹して、さらには川合市長の魅力も引き出したい。」と語る植松氏。60歳。青春のエネルギーが伝説と語り継がれる団塊世代である。
愛妻との映画鑑賞でストレス発散。ジョンレノンを愛し、ロックを愛す。お酒はワインやバーボン、ハイボールを楽しむ。長男、次男との四人暮らし。
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