社会
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“現役”相川氏を推薦せず
自由民主党本部
選挙まで約1ケ月となったさいたま市長選に大きな波紋が起きた。自由民主党本部が現役相川市長を推薦せずの方針を打ちだしてきたからだ。
4年前の市長選では、自由民主党が相川氏を推薦。現役の貫禄を見せたところだったが、一転して、推薦をしない形となった。この背景には相川氏の健康不安説と、今度当選すると浦和市長、さいたま市長含めて、24年の長期政権になってしまい、市民からの反発を相当うけてしまうと関係筋は述べている。又、4年前は民主党も間接的ながら相川氏を支援してきた様子だったが、今回は新人の清水勇人氏支持の方向を打ちだした。
相川氏側は現役ということだけに、落胆の色は隠せないようだ。又、比較的相川氏寄りのさいたま市自民党市議団にもかなりの動揺があり、ここへきてさいたま市長選は、現役新人甲乙つけがたい激戦となることは必須だ。
新人 中森氏には静観
自由民主党本部に近い関係筋によると、同党は新人の中森氏を一時は推薦しようとしていたが、党内の事情から静観という形をとることに決めたようだ。
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