トップページ ≫ 社会 ≫ 政治家と秘書①小沢一郎氏の述べていることと程遠いその実感
社会
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政治家と秘書。この関係は通常の人間関係では想像できないほど特殊だ。まずその上下関係。絶対服従が条件となる。主人である政治家に対して全く口をはさむことはできない。言っていることがおかしいなと思っても絶対的に従うことが鉄則だ。嫌だったら辞める。親分は何かを説得して子分を働かせることは全くない。親分が黒だと言ったら黒、白だと言ったら白の世界だ。
秘書も様々だが、政策秘書もその国費でまかなっている秘書も、私設秘書も皆同じだ。特に金銭について秘書の独断は100%あり得ない。金を受け取るときも出すときも親分の言うとおりにするのが秘書であり、親分はどんな小さな金額でも目をつぶっていることはあり得ないのがこの世界だ。その証拠にかつて輝いていた政治家たちの秘書氏たちは一応に“時効だからといって、政治の資金については絶対的に親分の言うとおりだった。あいつに金をいくら配れ、あいつからはいくら入ったか”等々政治家と秘書の関係は、特に金の出し入れについて政治家が知らなかったことは一つもあり得ないという。
時に秘書が支持者から煽てられて少しでも増長すると途端に雷が落ち子分は震え上がる。秘書は秘書、私は私で知らなかったということは全く通用しないのがこの世界なのだ。したがって親分はこんな人間関係を続けているから益々社会が見えなくなり、能力も徐々に落ちていってしまい、秘書もまた幸い政治家になったとしても、同じ事を繰り返し、この世界は劣化の道をたどっていくのが相場だ。
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