トップページ ≫ 社会 ≫ 議席奪回に布石 支持者の熱意で東京タワーも輝く山口たいめい氏励ます会で
社会
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政権交代して二年。地方選挙では民主党票が伸ばせず大苦戦。野党に下った自民党だが、前衆議院議員の動きがさらに活発。今回、自由民主党埼玉第十選挙区支部長 山口たいめい氏の動きを探る。
10月24日(月)高坂カントリーで第15回山口たいめい坂戸鶴ヶ島連絡協議会主催によるゴルフコンペが開催された。15回という数を数えるコンペ。賞品も後援会有志の人々が協賛。参加者も毎回300人から500人の幅という。ゴルフというスポーツを通して 半日親睦を図りながら、選挙戦にむけての絆を育んでいる。「選挙になったから頼むということでは人は振り向いてくれない。日ごろの付き合いが最も大切」(主催者関係者談)
一日日をおいて26日(水)午後6時から東京プリンスホテルで「感謝、そして再チャレンジ 山口泰明君を励ます会」が開催された。第一部では大島理森自由民主党副総裁 茂木敏充自由民主党政調会長などが挨拶。なかでも新藤義孝自由民主党埼玉県連会長は「たいめい先生から人の情けについて学んだ。国会ではすぐに活躍できる人。地域のため国のため幅広く、懐深く働かれることは埼玉にとって日本にとっても有益」とエール。続いて第90代内閣総理大臣 安倍晋三氏が「今こそ語ろう日本の未来」と題し一時間近く熱く持論を展開した。
安倍氏講演要旨
「私が総理になれたのは、たいめい先生のおかげでもある。一日も早くカムバックしてほしい。さて民主党、野田総理就任。いい人に見えることも事実。しかし、一川防衛大臣の:私は素人:発言。これは困る。防衛大臣=日本の防衛力であるから。マニュフェストは約束を並べるものであるが、民主党のおかげで「やらない」代名詞になってしまった。一日も早く選挙をしてやりなおさなければならない。震災の復旧復興は責任ある政府でなければやりとげられない。また民主党政権が長引くと国益が失われていく。復興対策、財政再建、財源はどうしたらいいのか?どこかの段階で消費税を増税しなければならない。それはタイミングと順番が大切。まずこのデフレから脱却→安定したインフレ→消費税増税。いきなりの消費税増税では東北三県ももとの木阿弥。まずは経済成長であり、成長戦略。外交、安全保障について。これらは対米との問題で失敗は国益の損失につながる。拙劣な外交では不安。安倍政権下でコメの輸出(対中国)に成功。日本人の米消費量は年間700万トン。中国は2億トン。毒ギョーザやコシヒカリの偽物などでとん挫したがこれも復活させたい。1万8千の在日米軍が震災救助、復興の援助してくれた。これからも日米同盟の信頼があってこそ、そのベースに日本人自身が命をかける。そうすれば、米国の若い兵士も命をかけて守ってくれるはず。日米同盟の信頼関係は本当に大切である。首相の発言は重いのだ。(普天間問題簡単に選挙のために最低でも県外などとは言ってはいけない)3.11震災、守るべきものは何かを学ぶことができた。消防、警察、自衛官、の奮闘は多くの勇気と感動をあたえてくれた。
損得を超える価値があることも学んだ。これからも、国土を守り、すばらしい国、うるわしさを次の世代へ伝えていきたい」
第二部では発起人代表 額賀福志郎元財務大臣の挨拶の麻生太郎元内閣総理大臣が登壇。「埼玉県は警察官の数が本当に足りなかった。山口先生の叔父さん原宏さんが県の公安委員長で山口先生と一生懸命警察官増員の道筋をつけた」と実績を強くアピールした。塩川修埼玉県副知事、森田東松山市長、伊利坂戸市長、藤縄鶴ヶ島市長、高畑ふじみ野市長、岩沢嵐山町長、関口ときがわ町長、小峰鳩山町長、長峰県議、中村県議、松本県議、江野県議、田中龍夫県議、渋谷県議、鈴木義弘県議も出席。山口たいめい氏は「初めての講演会を入れた新しい形の励ます会となった。安倍元総理の話は改めて見識の高さを感じた。安倍元総理がもう一度日本のリーダーになることが最大の復興ではないか。支援者のみなさんにはぶれないで支えていただき感謝である。これからも謙虚さを忘れずの大胆に行動していきたい」と御礼をのべた。川島町長を父に持ち、自身は有能な経営者から政界進出。気配り目配り心配りを永田町で大いに発揮。その人柄は政界だけではなく、政務官、副大臣時代に培った官僚の心まで掌握。総務省、外務省、経産省、国交相、内閣府と5つの省庁のメンバーと定期的に勉強会を開催。まさに人脈は力である。
記者雑感
第90代内閣総理大臣安倍晋三氏が「山口泰明君を励ます会」で「今こそ語ろう日本の未来」について講演した。安倍氏は初めから山口泰明氏に感謝をしながら、私が総理大臣になれたのは山口泰明さんのおかげであると述べた。 次にマニフェストを実行しない民主党と論戦を交わし、責任ある政府に変えなければならない。そして今日の日本の経済を変えていくにはデフレからの脱却であり、経済を成長させていくことが今の政府が求められていることであると力強く語った。自民党時代はTPPのような極めて重要な政策については、必ずアメリカと日本は事前の政策調整を行っていた。しかし民主党が事前交渉を止め、その結果、国際交流がうまくいかなくなっている。同盟国であるのだから事前調整をするのは当然である。そして、TPPで特に議論されているのは農業である。食料需給率を上げるには、得意な品目を輸出すること。すなわち日本はもっと米の輸出を考えなくてはならないと強調した。 3.11の震災を教訓とし、日本人として守るべき価値は何か?と問いかけ、助け合う大切さ、損得をこえ、命がけで国を守らなければならないと述べた。素晴らしい日本、美しい日本を守るためにこれ以上民主党に政権を取らせるわけにはいかない。そのためにも一日も早く山口泰明氏が国会の場に戻り仕事ができるように皆さんの力を!と締めくくった。今の日本に何が必要なのか?どうしたら経済は良くなるのか?マスコミでは増税や年金と国民に負担になることばかりが騒がれ、本質的なことは何もわからないことに苛立ちを感じていたが、安倍氏の講演は実に的確でわかりやすいものであった。果たしてこれを実行できるのかが問題である。一日も早く日本の経済を良い方向に導いてもらいたいと願うばかりである。山口泰明氏を再び政界へ!という本音としての思いが講演の中から感じ取ることができ、これだけ多くの人々から必要とされている山口泰明氏の存在の大きさと重さを改めて痛感した。
特記 大物政治家が山口泰明氏に寄せる期待
政治家のパーティの評価基準は、何といってもどのような大物が駆け付けてきたかだ。次にその大物のスピーチの内容、すなわちパーティの主に対してどれだけ気持ちが入っているか。また、その大物政治家達とパーティの主の人間的、政治的距離がどれだけの近さなのかということに尽きる。
今回の主役、山口泰明氏の場合、発起人には谷垣自民党総裁、石原幹事長をはじめ、元総理大臣や財務大臣等々キラ星の如く名を連ねた。また、講演や挨拶にたった安倍(元)総理の言葉の一つ一つにも儀礼的なものはなく、本心から“私が総理になれたのはこの山口先生のお力のお陰、また支えてくれたのも山口先生を筆頭とした同志のお陰です。ですから、山口先生には一日も早く国政の場に返ってきて欲しい!”と訴え、麻生(元)総理も同じ趣旨で山口泰明氏の復帰を訴えた。
政界は非常な場だ。一回でも選挙で失敗するとその本人がよほど力量や将来性がない限り、代理の秘書や電報で済ませてしまうのが当たり前の世界だ。約1,000名近くの人々が、溢れんばかりに会場を埋め、熱気で秋冷という言葉もすっかり消えた。珍しい例だ。山口泰明氏は、とにかく人を大事にする。約束を守る。マメに走り回る。独特の鋭い勘、人を裏切らない秀でた人間性が人々を寄せ付けるのだろう。
ある中年の紳士が叫んでいた、“カムバック、シェーン!”昔の名画のワンシーンの有名な台詞だ。今はたとえ一時、野に下っていても山口氏への陳情は減ることはないという。中央政界にしっかりとした綱と根を張っている。“信頼の山口”ならではだろう。その日の圧巻はやはり山口氏が謙虚に深々と頭を下げ感謝の心を身体一杯に表しながら、捲土重来を固く誓ったその場面だったことは間違いあるまい。
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