トップページ ≫ 社会 ≫ 外交評論家 加瀬英明氏75回目の誕生日多士済済で賑わう!
社会
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著名な外交評論家加瀬英明氏の75回目の誕生日を祝う会が平成23年12月22日(木)明治記念館孔雀の間で開催された。
代表発起人には中條高徳氏(アサヒビール名誉顧問)。発起人に清水信次(ライフコーポレイション会長)、島村宜伸(元衆議院議員)、古賀一成(衆議院議員)、松原仁(衆議院議員)、世話人に植田剛彦(著述業)、牛久保洋次(ATM会会長)、石渡亨(「社」日本文化協会理事長)、西村真悟(元衆議院議員)、石原萠記(「社」日本出版協会会長)、村松英子(女優)、井本一夫(志士経営者倶楽部会長)の各氏と多士済済。
初めに発起人である中條高徳氏があいさつ。
自分は84歳になり後期高齢者を過ぎ、末期高齢者になってしまったが、今の日本の国家の様を許せないとまず強調して会場に笑いを呼んだ。
さらに、日本の難点はたくさんあるが、なかでもリーダーが欠陥である。
真のリーダーとは部下から見て命をささげても惜しくないと思える人である。
マッカーサーの占領から日本は人間学を粗略し、事務学ばかりを学び、それだけを学んでしまったため鳩山や菅のような欠陥リーダーができてしまった。
そして今の日本には真のリーダーがいない、恵まれた環境の中で学び、世界を見てきた加瀬先生のような人に育ってほしいとお祝いの言葉を締めくくった。
続いて、講話に立った加瀬英明氏は、北朝鮮の核を持つ意味に触れ、北朝鮮が核を持たなければ経済的に破綻し、どの国からも相手にされないみすぼらしい国になってしまう、北朝鮮と中国は一心同体であり、金正日が亡き後も揺らぐことはないと述べた。
次に日本にはついては民主党に文句が言いたい!今の野田首相は松下政経塾出身者で初めて首相になった人であり、私は長年にわたり松下政経塾の役員を務めてきたが、教育が悪かったことをお詫びしたいと会場を笑わせた。
野田内閣が発足し、組閣の人事を見ると本当にひどい。本人は自分をどじょうに例えているがまさにその通りである。どじょうには骨がありません。
鳩山、菅、野田は口を開くと日米同盟の重要性について言っているが、素人を防衛大臣に任命し、外国に対してやる気を問われても仕方がない問題である。
野田首相は適材適所と言っているが、自分の政治生命を一日でも長くするためのものであり、国のためでなないと鋭く指摘した。
そして口を開けば税!税!税!。2年前に圧勝したことも忘れ、民主党はただばらまきをして日本の経済を立て直すつもりらしい。
さらに増税をして国民からお金をしぼりとろうとしている。
今の日本に必要なのは税金をあげることではなく、日銀がお札を刷って景気をあげることだ。
また、3月11日の東日本大震災で皇室が有難いということを思い知らされた。
日本は5年間で6人も首相が代わり、本来なら日本中が不安になるのに、安心していられるかは天皇陛下の存在がある。
今の陛下は125代目であり、贅沢をした方は一人もおらず、世界では考えられないことであり、例えて言えば、日本マイナス天皇は朝鮮になってしまう。
今まず精神力を取り戻さなければ、この不況を乗り越えることはできない。
来年は良き日本をつくるために努力していきたいと結んだ。
又、加瀬英明氏は27年前から全国盲人写真展の会長をボランティアで務めており、会場には全国盲人写真25周年記念誌「ひかりのプレゼント」という写真集が配られ、この日の収益もすべて全国盲人写真展に寄付されるということ。
写真集には約150枚余りの入選した作品が収録されており、どの写真も完成度の高さに驚かされる作品ばかりである。
目の不自由な方がどのようにしてこのような写真を撮れるのかと誰もが思うはずだ。
優勝者の谷内さんは「生まれつき目が見えないから良い写真が撮れる」と言っているという。
心の目で見て感じる、まさしく心眼なのであろう。
加瀬英明氏の誕生日を祝う会は会場の一人一人が心から加瀬氏をお祝いしており、心温まる会であった。
又、講話は、政治から東日本大震災、皇室そして世界情勢までと幅広い物であり、今後の日本を考えさせられる興味深いものであった。
今この日本に加瀬英明氏のような真のオピニオンリーダーが必要なのではないだろうか。
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