トップページ ≫ 社会 ≫ 特記ー冬の夜に認定ソムリエとともにハンガリーワインを味わう
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
バブルの時代を生きた人々ならばボジョレーのカウントダウンや高級ワインに対する思いは人一倍強いはず。
今回はロータリークラブの例会で 認定ソムリエとともにハンガリーワインを味わうという企画を聞き、取材した。
そもそも「ソムリエ」という言葉。
語源は皇帝や王朝に仕える。特に動物の管理をする。
それがフランス革命以降、ブドウ畑、ワインの管理に進化した。
認定ソムリエは現在1万人。客室乗務員が多く認定されている(坂戸さつきロータリークラブ市川紀文会長)
ハンガリーワインを輸入している有限会社讃久商会 澤辺小友美社長はアメリカ大使館勤務からハンガリーワインに魅せられ、起業。澤辺社長から「ハンガリーは三大ワイン生産地であったが、歴史に翻弄され一時は衰退。
プラハの春といわれるいわゆる「民主化」が進み、外資もはいり、今では着々と人気を取り戻しつつある。」と世界史をまじえながらの説明があった。
いよいよ、ハンガリーワインが、佐藤昭彦ソムリエの手によりサービス。
この佐藤ソムリエ。市立川口高校野球部出身。読売巨人軍で活躍した齋藤雅樹投手の後輩として、遊撃手、ショートで活躍後、飲食の道に。ソムリエ資格を取得。しかし、今は全く畑違いの不動産業(埼玉 鶴ヶ島市)の営業マンとして景気低迷の中奮闘中。人生、一日一日、全力を尽くすことは、野球部で培われたスピリットであろう。
「よいワインはよい畑から。この畑、いわゆる肥沃な大地ではない。日差しが強く、土は乾燥。そのような環境がよいブドウを生み出す。高価なワイン。それは地価が反映されていると思ってほしい。甲子園くらいの土地から2本くらいのものと、一本のブドウの木から7,8本とるワイン。考えていただければわかるはず。」と佐藤ソムリエ。
さていよいよ、ワインを楽しむコツ。
まず、1本目。少し甘目のワインで舌をととのえる。
軽いものから重いものへと料理とともに変えていく。
とにかく、レストランではソムリエと仲良くなることが大切。
比較的若いワインは色も紫がかった色をしている。
高級かリーズナブルか、その差は口に含み飲み干したあとに「余韻」が残るかそうでないか。
ワインの適温について。
赤は冷やさず常温、白は冷やす。というのではなくて、気候を考えること。
5度くらいが、シャンパーニュなど泡のもの。
10度が白。赤は15度から18度。と覚えてほしい。
最後に素敵な演出として、テイステイングのあと、「いいねえ」と一言。
そして、「ワインの香り、○○系(花であったり、ベリー系であったり)の香りがお部屋に広がったね」と。ダンデイズムへの近道を教えてくれた。
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