社会
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中国の三宝って何だか分かりますか。一番目はパンダです。これは、まあ、納得しますね。二番目は四川省の女なんです。おとなしくて働き者、やさしくて男に尽くす。理想の嫁さんタイプでしょうね。小柄で可愛い人が多いようで、日本なら秋田おばこと言う所でしょうか。中国は女性が強い事で知られていますが、社会主義の掲げる男女平等の思想をそのまま実践しているので、これが驚くほど各家庭に浸透しています。
日本で例えるなら東証一部に上場しているような会社の社長さん、国会議員や知事さんクラスの人も家事を受け持ちます。政府高官だって例外ではありません。宴席中でも食事の支度に帰宅してまた戻るというケースさえあります。序列が上に行くほどそれなりの夫人、つまりうるさ型の奥さんと一緒になっているので、この傾向が顕著です。
テレビで声高に日本を責める報道官の中にだって、家に帰れば食事の支度をしたり洗濯をしたりして夫として応分の家事手伝いをしている人もいるかも知れないのです。国を代表して外国に対しては強く出ている人が奥さんの前では、ごくごく従順な人になっちゃう訳ですね。日本では石原都知事がご飯の支度や洗濯なんかしている姿なんて、とても想像できませんよね。いくら偉そうにコメントしていても、家では奥さんの方が絶対権力者ですから可哀想なものなのです。
わが国だって国会じゃ野党、家に帰ればもっとうるさい奥さんを相手にしなければならなかった前首相なんか、まあ、本当は気の毒な存在だったのかも知れませんね。四国の霊場巡りをする気持ちがよく分かります。いつでも違いばかりが浮き彫りになる日中関係ですが、日本だって中国だって世の中を動かしているのは生身の人間同士なのですから、その辺から理解しあえればと何時も思います。
余談ですが、中国では強すぎるカミサン達の反動で、社会的に高位の人ほど、若くて優しい二号さんを囲っている傾向が強いようですが、なんか分かるような気もします。地方紙では、そんなスキャンダルを大々的に報じていますが、日本に届くことはまずありません。
さて、最後の三番目ですが、これがなんと上海の男なんです。そりゃどうしてと思われるでしょう。いわく、仕事が出来て優しくてスマートだからだそうです。たしかに、あたりは柔らかで総じて細身で背が高くて親切です。明るいけれど責任感もあるし人情も厚く結構頼りになります。そう、江戸っ子みたいな感じでしょうか。
上海のタクシー運転手は大体が地元の人です。華南地方にみられるような田舎からの出稼運転手はほとんどいません。行く先の地番をキチッと伝えれば必ず連れて行ってくれます。もし目的地が判らない場合は付近に停車し、一旦メーターを切って、車から降り目的地を探してくれます。運賃トラブルを避けるためですが、いつも助かっています。お店探しにはとても便利ですね。また、渋滞で迂回する時も、あらかじめ通常ルートの料金でオーケーですからと断って回り道をします。こんな感じのナイスガイ達です。だから上海の男たちと食事を共にすると遊び方は心得ているし気配りも出来るし、とっても気持ちのいい時を過ごせます。そうでないのも居なくはありませんが、真の上海男は本来の意味でのスマートさを身につけています。
ちなみに、上海の女は痩せていて神経質、しっかり者だが性格はキツイと評価されます。皆さんいかがでしょうか。
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