トップページ ≫ 社会 ≫ 陸山会事件と小沢一郎(3)「小沢一郎の選挙神話?」
社会
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物凄い速さでITが社会に浸透しているのに、小沢一郎はかたくなにこの手法で選挙を戦っている姿は滑稽でさえある。やはり旧世代の人なんだなあと感じざるを得ない。選挙の近代化はいくらでも可能で、有り余る金で専門的な機関を創り研究開発をすればいいだけなのである。今のところ、政治の世界で研究者と言えるような存在はまったく無い。選挙学を学ぶ学研は皆無である。通といわれる選挙経験者がいかにも第一人者のように振舞っているだけなのである。このような独自の世界だからこそ、小沢一郎が選挙の神様なんて言われるのであって、その実体は自分の経験した選挙しか知らない古臭い代物なのである。
選挙は公選法によるルールの下で行われる戦いである。と言うより戦争と言った方が分かり易いだろう。つまり、勝敗によって国の行方が決まってしまうからである。そういう意味では、刀や槍を振り回していた戦国時代の戦と同様なのである。どの時代のどんな国でも戦争に勝つために国家の全力を注いで軍備を整え、兵を鍛え、新兵器を開発し、より効果的な戦略を練ってきた訳である。翻って現在はどうだろう、国家レベルの研究機関どころか民間の小さな研究所さえ皆無である。おかしな話ではないか。わが国の各政党にも選対本部はあるが、有効かつ実戦的で現実的である選挙運動を研究していないようだし、こんな研究をしてみようと希望する声も聞かれない。戦前戦後を通じ連綿と続けられてきた旧来の選挙運動から脱却して、自分たちでより新たな運動方法を模索しようとする気概も感じられない。能力なんて二の次の問題だ。公選法はまだまだ未整備な法律なのである。随所に研究の余地があり、創意と工夫によっては革命的な選挙活動だって可能になる筈である。
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