トップページ ≫ 社会 ≫ 活気のある清水はやと陣営、前原誠司民主党副代表が応援
社会
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14日午後4時浦和駅頭、5時大宮駅頭において連続して前原誠司民主党副代表が、清水はやと氏の応援を行った。民主党代表選出のあわただしい中、寸暇を裂いての来援である。選挙戦初日以来、県内衆議院議員、参議院議員をはじめとして、先日の河村たかし名古屋市長など民主党は連続して大物を清水はやと氏応援に送り込んでいる。まさに枝野県連代表の言う民主党挙げての応援体制を如何なく発揮しているようだ。
前原誠司副代表は清水はやと氏の松下政経塾の一期後輩になるという自己紹介から始まり、松下幸之助翁の教えである「政治家は、10年・20年先の姿を見据えた経営者たれ」を実践してもらいたい。民主党は市民参画型の市政運営を目指す清水はやと氏を全面的に応援すると激励した。清水はやと市長候補はこれに応えて、改めて親子三代世襲以外の何者でもない今日のさいたま市政を批判した上で、地域間の対立を解消するため「ひとつのさいたま市実現」にむけての挑戦であることを強調した。
両駅頭共に多くの通行人が足を止めて聞き入った。副代表は握手と記念撮影もそこそこに随行の高山智衆議院議員と活気あふれる会場をあわただしく後にした。このような、ごったがえす状況の中、多くの民主党県議、市議が会場整理をし、選挙公報を配布し瞬く間にはけていった。また事前準備には看板や旗を並べ、スタッフともども演説会のための設営に汗を流した。また呼び込みのための前座演説を交代しながら協力しあう姿は傍目にも美しい。
時を同じくして、大宮駅東口では相川候補の街頭演説が行われていた。あろうことか「相川宗一街頭演説標旗」をたてているにもかかわらず、元イラク先遣隊長、髭の佐藤正久参議院議員がたったひとりで、ビールケースの空き箱の上でマイクを握っていた。候補者本人が街頭演説の際に必ず見えるところに立てなければならない「街頭演説標旗」は候補者一人に一本しか支給されていない。すなわち本人が標旗近くにいる、若しくは来ることの証である。
応援弁士が時間の都合で候補者本人の演説に先行して演説を始めることは良くあることで、今か今かと本人の来場を待ったが、信じられないことについに現れず、応援弁士たったひとりの街頭演説はさびしく終了した。記者はこれまで「街頭演説標旗」を立てたうえで、候補者本人のいない街頭演説など見たことも聞いたことも無い。いくら安心安全、長年の実績訴えても、むなしく聞こえるばかりで盛り上がるわけも無く、足を止める人とて皆無に等しい。県議会議員らしき人も、市議会議員らしき人もいない。確認団体の旗を手にユニホーム姿の総勢5・6名ほどのスタッフ、鶯嬢が宣伝カーの周囲にいるだけ。パンフレットを受け取る通行人もほとんどいない。駅をはさんで東西なんともきわめて対照的な光景であった。
それにしても候補者ご本人はどうしたのだろう………。
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