トップページ ≫ 社会 ≫ 麻生太郎元総理来県 埼玉10区山口たいめい氏応援で「消費税増税は今がその時ではない」麻生氏
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
分裂する内閣と統一感のない政権政党。進まない東北復興と景気回復。
そして、消費増税に「命」をかけると言いきった野田総理。
国民のいらだちと、政治は乖離。嘆かわしい現実の中、衆議院解散総選挙は臨戦態勢となった。埼玉県にも政権奪回を目指す自民党本部の幹部が頻繁に訪れている。3月31日には、小川町で「山口たいめい君を国会に送る会」が開催され、麻生太郎元総理が「これからの日本」と題し、講演した。
麻生太郎元総理が(社)日本青年会議所の会頭であり、JC活動をする40歳までの青年会議所メンバーにとって、麻生太郎氏への憧憬の念は色褪せることはない。この日も青年会議所OB、現役が多く出席した。
山口たいめい氏も青年会議所のOBであり、麻生氏と同じく企業経営者の一人。
共通項も多く、これまで志を同じく行動をともにしてきた。
麻生氏は、吉田茂元総理の孫という背景もあり、スマートでプリンスといったイメージが先行するが、庶民の立場にたったわかりやすい麻生節は健在で、小川リリックに参集した人々を魅了した。
「デフレ克服」「景気回復」「東北復興」に焦点をあて、歴史的に検証しながらの講演。「麻生内閣は経済成長戦略を掲げた。しかし、総選挙で民主党に対立され、結果、政権を奪われた。さて、それからこの夏で3年。民主党は当時反対していた自民党の政策を、次々と復活させている。自民党のパクリ、民主党の自民党化が進んでいる。さらに官僚を使いこなせていない。東日本大震災で世界が日本を評価したことは、道徳、モラル、公共心が高い国民ということ。これらの日本の存在意義をもっと世界に発信していくべき。祖先から引き継いだこの資質、DNAに自信を持とう。日本には世界に発信できるソフト、文化がある。」と明るい未来を期待することができる「国力」を強調した。
また、「消費増税」については「時期は今ではない。景気がよくなることが前提。景気をよくしてからやる。前回増税した1997年から1998年、税収は下がった。こんなに近い過去のことをなぜ忘れたのか?増税のタイミングは、政府が決めるのではなく、企業の設備投資が何年か対前年比プラスがつづいてからでも遅くないのだ。」と言及した。
政治家は国民に夢を与えなければならない。春の嵐にまけず桜が咲いたこの日、真の政治家とは?とあらためて考えることができた。
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