トップページ ≫ 社会 ≫ ペギー葉山 「講演とうたのつどい~マイソング!マイライフ!マイラブ!」
社会
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ペギー葉山「講演とうたのつどい~マイソング!マイライフ!マイラブ!」が平成24年4月21日(土)午後2時より埼玉会館大ホールで開催された(主催 埼玉革新懇)。
会場には約1300人が集まり、2階席まで埋め尽くされた。
第1部の講演に登場したペギーさんは、ショッキングピンクのワンピース姿で会場の目を一気に引きつけた。
初めに歌の出会いは、米軍のキャンプで歌いだし、日本一のジャズオーケストラの専属歌手になり、学校へ行きながら歌い、女子高を卒業後キングレコードに入社。
戦前、戦中、戦後という激動の日本を生き、荒野を見つめ沈み込んだ気持ちにジャズは明るさと強さと元気をくれたと語る。
歌い終わりに拍手を頂いて幕が下がった時に、いつも歌っていて良かったと思うのは、舞台で歌うことで自分も元気になり、歌によって皆さん一人ひとりが元気になるからだと言う。
1997年に夫・根上氏が糖尿病の合併症からくる脳梗塞で倒れてから2005年に亡くなるまで、歌手業の傍ら在宅介護を続けた。
「どんな時も歌が私を支え、歌を聞いてくれる皆さんに支えられ60年が経ち、感謝の気持ちでいっぱいです」と涙した。
その傍ら、2007年女性で初めて日本歌手協会の7代目会長になり、現在は理事を務める。
その背景には、今の若者達がろくにあいさつもできず、それを注意できない大人が多くなり、その現状に悲しくなる時があると言う。
どんな世界でもどんな時代でも先輩や親に注意され成長していく事をこれからの世代に伝えていきたいと語る。
最後に東日本大震災という想定外の出来事が起きたが、その辛い悲しみの中から日本人が強い絆で結ばれていることに気づいたと言う。
そして日本の歴史を考えると、最も悪い事の後に何か必ずすばらしいものが生まれる。
日本人は悲しみに立ち向かい、それを乗り越える事の出来る民族であり、ここから新しい東北の文化が生まれると信じていると強く訴えた。
第2部のうたのつどいには、オーシャンブルーのドレスにシルバーのパンプスで登場し、全8曲を熱唱し会場を魅了した。
中でも「学生時代」「ドレミの歌」は会場が一体となり大合唱という場面もあり、最高の盛り上がりをみせた。
アンコールでは新曲の「夢の坂道」「結果生き上手」を披露し、大拍手の中幕を閉じた。
2時間の講演とうたは彼女の年齢を全く感じさせないパワフルなステージだった。
人として女性として年を重ねる素晴らしさを会場の皆が感じたであろう。
私もこんな女性になりたいと心から思う瞬間であった。
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