トップページ ≫ 社会 ≫ 愛ちゃんは凄い! オリンピック卓球団体銀メダル
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愛ちゃんは凄い!この言葉につきる。卓球女子で銀メダルは史上初だが、愛ちゃんのがんばりぶりが尋常でなく、勝敗を超えて見事だった。何しろ相手は世界一だ。ボールの速さがまず違う。脚力、手首力、腹筋力の差も見逃すことはできない。ショートとショート、バックとバックの打ち合いに一番必要とされるのは腹筋力だ。腹筋がいかに強靭かによって、相手の球をうけ、そして打ち返していく時のスピードに腹筋力は大きくかかわっているからだ。
中国人のそれはコンクリートのように強く、時にはそのコンクリートがバネのある柔らかい針がねのようになって、とても手の届かないところに球を送りだしてくる。これにはさすがの愛ちゃんも手がでない。石川(佳)はなおさら手が届かない。中国人は、完璧なまでの壁といったらピッタリだ。でも愛ちゃんは凄い!4年前の屈辱をはらそうとするその意気込みが、中国人を威圧した。精神の力が、本来の愛ちゃんの力を倍化させたといっても過言ではない。だからこそ、未踏だった世界の銀を獲得したのだ。中国に負けて涙をのんだ。そのあと画面が世界に写しだしたのは、あの3人娘の金より輝いた笑顔だった。3人娘の2人が一番信じきっていたのは愛ちゃんの存在だった。どんな苦境にも愛ちゃんさえいれば、乗り切れるという、信頼と安心が、決勝戦の最後まで失わず残っていた。逆境からの逆転のドラマを演じきるのが、一流の人間だが、愛ちゃんはそれを見事に演じきってくれた。又、4年後、この3人娘はさらに成長するだろう。あらゆる筋力、脚力をつけて、打ち合いに負けぬことだ。サーブに頼らず、激しい打ち合いに勝ち抜くことが金への道だ。
天才、愛ちゃんに、天才とは努力の天才であることを、4年後はさらに見せつけてもらいたい。
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