トップページ ≫ 社会 ≫ ジャーナリスト・山本美香さんの死に想う ー私たちに出来ることー
社会
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戦後生まれた私たちは戦争を知らない。
平和な時代、そして平和の国に生まれ、生きている。
しかし、世界では争いがなくなることなく、多くの命が失われている。
その事実はメディアを通してでしか私たちは知ることができない。
それを伝えるジャーナリストがいるからこそ戦争の残酷さや悲惨な事実を知り、受けとめ、平和な現実に感謝することができる。
連日ニュースで報じられる女性ジャーナリスト・山本美香さんの突然の訃報は、日本国民ならず、世界中の平和な国の人々が胸を痛めたことだろう。
彼女が死を賭して伝えたかったことは何だったのか。
彼女は女性の目からみた、戦争が生み出す悲惨さ、特に内戦下での子供や女性が直面している過酷な現状を伝えてきたという。
そして彼女は生前、死者の数字ではなく、その一人一人に名前があり、人生があったことをしっかりと見なくてはいけないと話していた。
平和に暮らす私たちはその現実を受けとめ、何ができるのだろうか。
勿論、争いをとめる力はない。
しかし、命とは何かをあらためて考えてみることができる。
命とは最も尊いものであり、神から与えられた宝物である。
それを奪うこと、粗末にすることは最も罪である。
そう一人一人が想うだけで戦争はおろか、犯罪や自殺もなくなるはずだ。
そして無常の風は時を選ばず。
その尊い命は儚く、その長さは誰もわからない。
まして早すぎる死など。
だからこそ、山本美香さんのように今を精一杯生きていこう。
山本美香さんが死を賭して使命感を果たしたことを私たちは忘れない。
そして、彼女の死を無念の死とは思わず、使命を全うできたと想いたい。
山本美香さん、どうぞ、安らかに・・・。
(古城智美)
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