社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
野田総理が「政治生命を賭けて」とか「命を賭して」と声高に、時には涙目で
消費税増税法案を可決した。
その時セットで国民に訴えたものが「身を切る改革」。
「命」、「身を切る」演説名手といわれた野田氏。
しかし、この過剰表現で人心掌握できるとは?ご本人の心中はいかにである。
そして、この「身を切る改革」の達成度はどうなのか?
政党交付金カット?忘れているかのようだ。
議員の歳費も約3300万円あるものを約260~270万円のカットだ。
これは「身を切る改革」なのか?
しかも、これは「二年間限定」なのだ。
ちょっと首をかしげる。
埼玉に目を移そう。首長選挙の時に大きな目玉として掲げるものが
「市長の給与◎◎%カット」
「身を切る候補に一票だ」と投じる有権者もいるであろう。
が、その実態をよーく調べてチェックすることだ。
就任したらその給与カットは国とおなじように「限定」であったり
期末賞与などは「全額支給」だったりするのだ。
私は思う。ひっ迫する財政の中「給与減額」を掲げるのは大切だが
投票目当ての大風呂敷はよくない。
外資系に目を転じよう。よく働く人にはそれだけの報酬が支払われている。
当たり前。
よく働く人は見合った報酬を受け取るべきなのだ。
議員も首長も休みであって休みでないこともある。
故土屋知事は言っていた「365日現場主義24時間全力投球」
デキル政治家はそういうものだ。
(伊勢谷 珠子)
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