トップページ ≫ 社会 ≫ 配当金プラス株主優待で超高利回り!
社会
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株式投資をする人々の第一目的は売買差益(キャピタルゲイン)を得ることだろうが、配当取り(インカムゲイン)や株主優待を楽しみにしている人も多い。銀行預金金利や国債の利率が限りなくゼロに近い現在では、年3%、4%の配当利回り(年間配当金÷株価×100)の銘柄がゴロゴロしているのは魅力的と言えよう。超低金利の大手銀行の配当利回りが軒並み3%以上なのも皮肉な話だ。
日本の会社の多くは3月決算なので、9月末時点での株主には中間配当という形で、年間配当の半分が支払われる(3月末より少なかったり、ゼロの場合もある)。配当を得られる最終日を過ぎると、配当分だけ株価が下がることになるが、その下げ分はいずれ戻るのが通例だ。特に今は、日本の株価が各種指標から見て割安圏にあり、反騰局面に入ったところなので、早めに配当落ち分を埋めそうだ。
株主優待としては私鉄の無料パスやデパートの商品券がおなじみだが、近年、多くの会社が各種優待を実施している。QUOカードや自社商品、オリジナルグッズ、お米、外食産業の食事券などだ。株主優待を金銭換算して配当金に加算、その合計利回りに着目する人たちもいる。その数値がなんと、10%超えの銘柄も出ている。
株主なら株主総会にも出席できるが、わざわざ出かける人は少ない。一般株主を無視した型通りの議事進行が多いからだが、総会にも新趣向が登場している。音楽関係の会社では総会に所属ミュージシャンたちのライブを開催し、話題になった。また、新興の化粧品会社は総会後に懇親会を設け(同伴1人OK)、軽食付きでお酒飲み放題、自社製品即売会も実施し、買った人にはサービスのサンプル品をどっさり付け、さらに4000円相当のおみやげを渡すという。この会社の株価は期末の3月と9月に高くて、その後しばらく低迷する傾向があるが、宴のあと、それも無理からぬか。
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