トップページ ≫ 社会 ≫ 田中龍夫氏圧勝! 入間市長選の教訓
社会
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10月21日投開票の入間市長選は、前県議の田中龍夫氏の圧勝に終わった。
しかも相手候補の前入間市副市長、吉田竹雄氏を一万票の大差で退けた。
吉田氏は、木下現市長が推したてた人だ。
当然木下市長が総括責任者で、県議の齊藤正明氏が選対本部長という豪華キャスト。
何故この選挙が教訓になるのか。
すなわち、木下市長が5期にわたって市政に君臨し、さらに自分の側近中の側近を
後継者としたこと。又、田中氏と木下氏は、誰からみても長年の政治的盟友であり、
選対本部長をつとめた県議の齊藤正明氏とは、政治的には敵対関係を保ってきたことは、
入間市民なら誰しも衆知の事実だった。
それが、ここへきて、恐ろしいほどねじれた型となり、一般市民からは木下氏の姿勢に、
多くの疑問を抱かれたことだ。
長年、権力の座にいると誰しも己を失い、結果的に醜態を演じてしまうのが、どうやら世の常のようだ。
人は謙虚であるべし。まして長たるものは、人の倍謙虚さを求められることを、多くのリーダー達は
もって他山の石とすべきだろう。
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