社会
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戦いはすんで日が暮れて、それぞれが泣き、それぞれが笑う。それが選挙というものだ。
非情といえばそれまでだが、勝ちに不思議あり、負けに不思議なしなのだ。
浦和区を中心とした1区は村井氏が2万票はなして武正氏に勝った。しかし武正氏は比例で復活。胸を撫で下ろした。そもそも民主党はしっかりとした人脈をつくることをおろそかにしていた。こんな実話がある。「今度は武正氏を応援してやるから会いたい」というある実力者A氏の言葉を武正氏は無視。怒った実力者A氏は言った。「駅で立っていれば票になるという根性は許せない。今にツケがまわってくるよ」。その通りとなった。
2区は川口市だが、民主党現職だった石田氏は惨敗。しかも次点にもなれなかった。かつて秘書をやっていたH氏は当然だと言っている。何しろ威張りちらすのだそうだ。やはり威張っていれば必ずツケがくるものだ。石田氏の再起は、このままだとかなり難しいのではないか。再起を祈りたいが・・・。
三郷、吉川を中心とした14区は本来、自民党県議で自民にけられて維新の会から出馬した鈴木氏の健闘は高い評価ができる。何しろ14区は三林王国。善戦しての比例復活には拍手を送りたい。この鈴木氏はかっては亡き土屋知事の秘書もやっており、将来の有望株であることはたしか。
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