社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
英語と違って日本語は本当に難解だ。
文法にしても、助詞の使い方にしても。
発音一つで意味が異なる。
「あめ」(レインとキャンデイ)
漢字でも意味が変わる。
例えば しじょう。(試乗、市場、詩情、紙上、私情)
例えば市場(イチバなのかシジョウなのか)。
ここのところ気になる言葉二つ。
「ほどほど」これは勝負を挑む時に使う言葉ではない。
離婚調停に挑む友人が顧問弁護士から養育費の請求について
「ほどほどに」と言われ柳眉を上げていた。
彼女にとっては人生の一大事だ。
「頑張ってみましょう」その一言が希望となる。
「ほどほどに」は遊びで使う言葉であろう。
「お酒もほどほどにね・・・」
次に「楽しむ」「楽しんで」
以前、宮里藍選手がアメリカに進出した時ツアーに臨む覚悟を聞かれ
「プレーを楽しんできます」とコメント。
高校時代厳しいコーチに鍛えられた経験のある私は耳を疑った。
案の定彼女はいい成績を出すことはなかった。
そして、何年かのち彼女は目覚ましい活躍をする。彼女の口から
「楽しむ」という言葉が出ることは一度もない。
国政選挙や、年末年始の行事の中で政治家の挨拶、演説を聞く機会が多い。
ある政治家が「楽しんでいる」と言った。
私は宮里藍の絶不調、大スランプを思いだした。
日本語の使い方は難しい。
メール氾濫の時代。これも警鐘をならさないといけない。
電話もメールも使い方一つで大けがをする。
文のやりとり、電報。昔の方法が勝っていることもある。
(伊勢谷珠子)
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