社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
男女共同参画社会と叫ばれて、会社では総合職に女性が進出。
それからどのくらいの時間がたったのだろう。
おそらく30年近いと思う。
埼玉県ではさきほど唯一の女性町長が選挙で敗退した。
政治の世界ではまだまだ女性議員の割合は少ない。
今回は中でも市議、町議に目を向けたい。
もっとも身近な議員。問題も生活に密着している。
女性議員が活躍しやすい政治の舞台だ。
生活一般、子育て、教育、福祉。女性特有の細やかな視点が生きる。
結婚していない女性が子育て論を展開するのはおかしいと、老人福祉に
焦点をしぼり、毎回選挙で大量得票をする女性議員がいる。
まったく、謙虚な姿勢で、女性から好感が持てる議員だ。
この好感度が大切だ。特に「女性」を意識した時点で女性票は逃げていく。
市議、町議にはそれぞれその役割がある。
女性議員でも感覚の鈍い議員は、バッジをつけていることだけに酔い、
演説でもピントはずれなことをヒステリックにしゃべっていたりすると
女性の私は思う「あーあ。。。だから女性議員ってバカにされてしまう」。
人間はとかく醜聞が好きだ。公人である議員は「身上調査」を有権者から
恒常的にされている。男性議員にはよくその手の話がポンと出る。
女性議員ももちろんそうだ。逆セクハラになってしまうかも知れないが
男性議員より女性議員の醜聞のほうが、ダメージが大きいかもしれない。
戸田市議選でも女性議員が着実に票を伸ばしたが、あくまでも「女性だから」
だけではないはず。日々の活動の成果だ。これから入間、富士見、飯能、三郷
など、今年は選挙イヤーなので女性候補が出馬するであろう。
候補者ウオッチングを冷静にしていきたいものだ。
(伊勢谷 珠子)
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR