トップページ ≫ 社会 ≫ ぺマ・ギャルポ氏(チベット文化研究所長)の講演に熱気!~早稲田大学校友会「飯能・日高稲門会」~
社会
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「在日40年~私の見た日本」をテーマに平成25年2月16日(土)午後2時45分よりヘリテイジ・リゾート飯能で早稲田大学校友会「飯能・日高稲門会」の主催で特別講演会が開催された。
講師には、地元飯能高校卒業のぺマ・ギャルポ氏を招いた。
会場には、テレビや新聞、雑誌など各メディアで活躍中のぺマ・ギャルポ氏の講演を聞こうと100人を超える人々が集まった。
まず始めに、飯能・日高稲門会の会長有馬寿雄氏(当時飯能高校で倫理社会を教える)が、ぺマ・ギャルポ氏の経歴を紹介した。
講演の主たるものは、1970年の万博で、日本は廃きょから25年の復興、発展ぶりを世界に示すと共に、国民には大きな自信を与えるものであったと述べた。
構造改革は、それまでの日本の良き制度、システムを破壊してしまい、もう一度日本ならではの価値観を持ち、見直す必要があると強く語った。
一方、沖縄の米軍基地問題は、国境、領土、領海という意識が日本人には薄い。奥に鍵をかけても意味がないので、沖縄に迷惑をかけるしかないとの見解を述べた。
(後記)
ぺマ・ギャルポ氏は、今年で60歳。
チベットで生まれ、インドが拾ってくれ、日本が育んでくれたと語り、その「お陰様」に感謝しつつ、残りの人生でチベットを取り戻さなければならないと、柔和な眼差しのなか、鋭く語ったのが印象的であった。
≪ぺマ・ギャルポ氏の略歴≫
1953年、チベット生まれ。
戦渦の激しい母国から59年インドに亡命し、65年12歳で来日(当時、毛呂病院院長丸木清美氏に勧められ来日、家族同様に養育され)、毛呂山中学校、飯能高校、亜細亜大学をそれぞれ卒業。
現在、チベット文化研究所長、岐阜女子大学名誉教授、桐蔭横浜大学教授を務め、テレビ等でも活躍中。
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