トップページ ≫ 社会 ≫ 和みのコラボレーション「書」と「盆栽」「遊書なごみ会展」
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
「書」と「盆栽」。まさに日本の伝統芸術のコラボレーションである。
書を引き立てる「盆栽」。盆栽を引き立てる「書」。
その二つの融合が絶妙なバランスで癒しの和の空間をつくりだす。
およそ45点の書と20点ほどの盆栽が並ぶ会場は、丸広百貨店飯能店7階にある「飯能市市民活動センター」の一室。
3月15日からの3日間「遊墨なごみ会展」として開催された。
「なごみ会」は書の通信教育として講師・日高市在住の清水香洋さんのもと昨年4月に発足された会である。
一方、盆栽は日本盆栽協会奥武蔵支部の13名の作品。奥武蔵支部は40年以上の歴史をもち、年に2回展示会が開催される。
いくつかの盆栽の作品が並ぶ中、「文人木」という樹形のものがひと際目に留まった。
丈が長く下枝がなく細幹で極限に抑えられた究極の姿。その計算しつくされた繊細で精巧な美しさがなんともスタイリッシュである。
「文人木」は明治時代の文人達に好まれたのでこの様な名前がついたようだ。
まさに文人達に好まれた「粋なアート」と言わずして何と言おう。
書と盆栽の中にもう一つ目を引く作品があった。
「盆栽」は小さな鉢の中に、壮大な自然の景色を創り出すものであるが、その石もまたあるものを表現している。
「遠山石」というその石は遠山を抽象的に表したものだ。
石の持ち主である市内在住奥村さんは、長年石に魅せられて数々の石をコレクションされているそうだ。石もまた奥が深いのであろう。
また4月18日~23日同会場にて「遊墨会展」、4月13、14日日高市高麗郷古民家(旧新井家住宅)にて盆栽の展示会が開催される。
春爛漫のこの季節♪春を、アートを、そして和を、感じてみてはどうだろう。心に響く作品に出会えるかもしれない。
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