社会
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富士見市議選が終わった。
既報のとおり、自民党、公明党が党勢拡大そのものの力の入れ方であった。
が、結果はどうであったか。
予想通り、金子、八子両氏のトップ争い、野球界での知名度で28歳新人今成氏が3位に。現職で盤石の基盤を持つ自民党系吉野氏が4位。
自民党の底力は、自転車で運動を展開した女性市議吉田氏が、神山代議士、星野県議ラインを強調して、39票差で民主党の現職新宮氏をしりぞけ、最下位で滑り込んだことか。
同じ女性議員藤屋氏は、民主党から自民党系にかわり、副議長という看板があったものの、片山さつき衆議院議員、山東昭子元参議院副議長をゲストに迎えての演説会を展開したにもかかわらず、桜よりも先に散った。
選挙のセオリーとして「駅頭活動」が定着してから時間が経過した。
それが、すべてではないが、新人には効果的だ。
民主党が得意とする「空中戦」とよばれる戦術も「駅頭」同様それがすべてではない。
点と点をつなぐ、面的活動と、地道な支援者拡大運動、そして空中戦といった
すべてがバランスよくかみあってこそ、「選挙の勝利」がある。
四月には飯能市議選挙、吉見町長選挙があり、五月には埼玉の顔「さいたま市」の市長選挙だ。「国政選挙」と「地方選挙」は違う。
しかし、有権者は「本当に見る目が養われている」ことはどの選挙も同じ。
京都の東本願寺に「見真」という額が掲げられている。
「智恵によって真理を見極める力」。
選挙に挑戦する人には有権者に「見真あり」と常に念頭においてほしい。
(伊勢谷 珠子)
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