トップページ ≫ 社会 ≫ それぞれの選挙戦秩父市長選、吉見町長選、飯能市議選ルポ
社会
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(秩父の戦い)
自民党推薦の現職に自民党県議が挑む構図。
しかし、実戦となったら自民党県議側応援に「維新の会」がズラリ。保守色の強い秩父谷の有権者はクールだ。
同時に県議会議員補欠選挙も行われているが、「消去法でいくべえか」みたいな声も聞かれる。
そして西武秩父線の存続など緊急課題にどう対応できるかなど住民の生命線の問題になればなおのこと「解決力」「交渉力」が選ぶ基準だ。
「党勢拡大」云々ではない。というのが市民の本音だ。
(吉見町長選挙)
8年にわたって町政を担った現職に新人が挑む。
構図は四年前と同じ顔ぶれ。
現職は基金を積み立て、町の負債を減らし企業が進出しやすい環境をととのえた。
それに対して、新人側は「基金」が増えたのは「何もしない証」と反論。
大手企業がつち音高く、建設を始めている事実を町民はどう判断するのか。
挑戦する側は「失政」をあげつらいたい気持ちはわかるが、主導権は「有権者」が握っている。
(飯能市議会選挙)
定数を削減した結果 19議席を25人が争うことになった。
共産党4名 公明党3名。
このバランスはどうか。
最高年齢は72歳。最年少は38歳。
最年少は時代から少し遅れている気がする。
人口が減少し続けている飯能。
かつては、西武池袋線はちょっとお洒落で池袋まで特急で、50分前後でいけて、しかし、美しい川の流れと奥武蔵の山々が自慢。
山大尽と旦那衆が存在し、花柳界も賑わった。
旧住宅都市整備公団が開発した「美杉台」はリッチな住宅街。
あの隆盛を取り戻すには「何が必要なのか」その出発点の選挙でもある。
しかし、県南でみられる「空中戦」と言われる「街頭演説」をしている候補者の少ないこと。
政治を志すには「発信力」であろう。本当に結果が楽しみだ。
朝駅にたって、知り合いの家に電話をかけて、訪問してそれだけの議員だったら、まったく不要である。
(伊勢谷 珠子)
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