社会
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元浦和高校校長、ロータリーガバナーと埼玉県に大きな足跡を残された鈴木勲二先生が逝去された。先生はとにかく情熱と正義の人だった。日教組がゆるせなかった。「彼等は本当に子供達の教育を考えているのか!」が口グセだった。教えることを怠って何が教師か。教師はひたすら、子供達の教育に専念すべしの信念のもとに幾多のすぐれた政治家や、教育者、実業家を育てた。県の指導課長の時、県議から、「今後の教育の中に、交流分折を取り入れてはどうか」の質問に、この秀才先生は、交流分析という聞き慣れぬ新しい分野の研究に本気で取り組んだ。ややもすると、質問をその場しのぎで答えてしまう慣習も少なからずあるなかで鈴木氏の誠実な姿勢は県会でも高い評価を得ていた。教育長にという声が多かった時に、本人はやはり教育者は現場にという信念のもとに現場の校長に就任。これまた、多くの教師を育てた。一方で鈴木氏は社会改革にも情熱を抱き続け、退職後はロータリアンとして活躍。ガバナーにまで登りつめ、世界を駈け巡った。
勲二先生の訓辞も有名だった。胸に焼き付く訓辞から、人生を歩みなおした人達もかぞえきれないほどいたのも事実だ。グルメ、おしゃれを貫いた先生も病には勝てず不帰の人となった。弊社もお世話になった。心から先生の御冥福を祈りたい。合掌
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