トップページ ≫ 社会 ≫ 筆に魂を込める芸術家~光城氏の個展に想う
社会
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活字では決して出せない書の美しさを体験した。
書は勿論活字ではない。そして文字でもない。
書は額縁の中の白い紙なかで生きている。
魂をもって筆によって作者に生かされる。
そしてそのものが「作品」となる。
まさに「アート」だ。
銀座清月堂ギャラリー。その場所は気品、優美かつ斬新そして雄渾。
雄渾さがお父様譲りであろう。
作家は「光城」。
書の道では名を知らないひとはいない巨匠、金田石城氏の息女である。
光城氏は言う。「書くときは無心です」
無心、心がない事ではない。究極の心だ。
そのものだけに魂を燃やせる心だ。
それから彼女は語る。「書き直すと欲が出るのでいい作品はできません」
そう、彼女の欲のない、潔さがまた最高の作品を創りだす。
ギャラリーには彼女の魂をかけた作品が並ぶ。
どの作品も紙の中でその一文字が生きている。
踊っているもの、凛としているもの、そのひとつひとつの作品がアートであり、心であり、彼女の分身なのかもしれない。
(古城 智美)
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