トップページ ≫ 社会 ≫ 民主の焦り~ネガティブキャンペーンは見苦しい!
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
参議院選挙もいよいよ終盤に入り、これから最終日まで総動員態勢で激しい戦いとなる。
連休明けの火曜日、各紙から世論調査の結果が報じられた。各紙ばらつきはあるものの、古川(自民)が最も優勢で、次いで矢倉(公明)も当選圏内に入ったとされている。それを行田(みんな)と山根(民主)が追う展開となっており、伊藤(共産)も健闘している様子。
今3位争いをしている行田、山根両候補は、6年前の参議院選挙では、共に民主党公認で立候補し、行田が745517票、山根が665063票をそれぞれ獲得し当選した。
あれから6年・・・・・
行田、山根、2人の環境は大きく変化した。 行田は「ここにいたのでは、いつまで経っても政治改革はできない」と民主を飛び出し、みどりの風を経て、みんなの党に合流した。
みんなの党は行田候補を最重点候補者として位置づけ、連日渡辺代表など党幹部が埼玉入りし、全党を挙げての選挙戦を展開中である。
一方山根は、民主党に対する大逆風の中で、厳しい戦いを強いられており、なかなか支持が広がらない様子だ。
世論調査の結果が報じられた翌日、民主党埼玉県連のホームページ上で、こんな記事が出た。
『民主党埼玉県連では、2007年の参議院議員選挙において、国民のみなさまとお約束し、公認候補を擁立の上、支援をお願いしてまいりました。
ところが、その際の公認候補、行田候補は、皆さまと行ったお約束を違え、全く異なる政策を掲げる政党に移りました。それどころか、自らの議席を維持するために有利な環境を求め、その後も短期間で、180度政策の違う政党を渡り歩いたのです。
(この経緯については、みどりの党の亀井議員が詳細をHPにアップしています。URL→http://akiko-kamei.home-p.info/2013/03/13/oaaeouaiiyatheaae/ )
埼玉県連として、このような候補者を擁立し、結果として国民の皆さまとのお約束を違えたこと、心よりお詫び申しあげます。また、順風のときも、逆風のときも、お約束した政策の実現に真摯に取り組み、お叱りの声も正面から受け止めてまいりました山根りゅうじ候補へのご支援を、今回もお願いいたします。』
この発表を民主所属の地方議員や支援者が拡散している様子だが、呆れてものが言えない。 民主党こそが国民を裏切った、それを忘れているのではないかと思えるような、愚かな行為である。 ネガティブキャンペーンは選挙の常套手段だが、使い方を間違えると自らの首を絞めるのだ。 余談だが、民主党埼玉県連は、みどりの風をみどりの党と間違えたまま掲載しているという、失礼極まりないミスを犯していることも、あえて記しておく。
(小金井夢男)
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR