トップページ ≫ 社会 ≫ 学校給食は美味しい方がよい~さいたま市の給食事情
社会
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大阪市では、橋下市長肝いりで、学校給食の改善に取り組んでいる。
「十分な食事は学力向上に不可欠」と、中学校の給食導入を進めているが、「まずい」という噂が広がってしまった。
一部で先行導入している市立中学校での選択制学校給食を、9月から大阪市内全中学校で実施予定だが、まだまだ希望者は10%程度に留まっている。 味の改善を含め、大阪市の手探りはまだまだ続くだろう。
給食というと、私の先輩世代は、先ず「脱脂粉乳」を連想し、決して美味しいものではなかったと口をそろえる。私たちの世代は「脱脂粉乳」こそ逃れたが、学校給食を美味しいと感じたことはなかった。
その美味しくなかった学校給食が、近年になり、だんだん「美味しい」と言われるようになってきた。 近年、食育という観点から改善が進んでおり、調理方式も給食センター方式から、学校に調理室を設置し供食する、所謂「自校給食」に戻っているケースが増えている。 さいたま市の場合、清水勇人市長が先頭になり、100%自校方式を目指してきたが、いよいよ来年度中には全校で自校給食が実施される。
また、段階的ではあるが、さいたま市内の農家で作られたお米や野菜などが食材として使われるケースも増えてきた。こうした試みは全国でも広がっており、地場産業を子どもたちに知ってもらえると、なかなか好評のようだ。
埼玉県内でも給食センター方式から、自校給食方式に変わったケースが増えてきている。
食育という観点からも、今後ますます全国に自校給食方式は増えるであろう。
(直木 龍介)
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