社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
「夏草やつはものどもが夢の跡」有名な芭蕉の句。
連日の炎暑で 参議院選挙も遠いかなたにいってしまった。
そんな中、関係者は戦後処理をコツコツとしている。
埼玉県選出の田中良生代議士の公設第一秘書が書類送検された。
事前運動として投票依頼の文書を5000通送ったそうだ。
公職選挙法をよく学んでいない証左だ。
だからといって「田中良生代議士」がコメントを出すわけでもなく
風化されてしまうことも必定だ。
5000通送ること、公示後に貼ってはならない2ショットのポスターを
はがさずにそのままにしておくこと。
多くの人の目にふれることを考えたら後者のほうが「イケナイ」気がする。
実際、幸福実現党、公明党などは町の中から候補者の顔は公示後に消えていた。
この対応をどうとらえるか。
いくさに臨む際、各地に選挙対策本部が設置される。
参議院は選挙区が全県対象。目に見えない敵と戦うのだから大変だ。
その本部を中心にして、公営掲示板のポスター貼り、街頭演説会の招集
選挙を動かしていく。そして、選挙後その本部は解散する。
ある選挙通が「先週解散式やったけど本人、秘書だれも来なかった。
どう思うよ。俺たちバカみたいだよな」
えー!!私も言葉を失う。一か月前は有権者相手に頭を下げていた人がそういう対応とは。。。
地方選挙でも選挙前はフットワークよく様々なところに顔を出し「人脈紹介」に躍起だ。結果僅差で敗退。お世話になった人に礼状も出さない、電話もしない。間にはいった人は「次にたのまれても動かないな。人間見えちゃったから」
選挙は「人間」を勝っても負けても大きく写す鏡。ましていくさのあとは「真価」が見える。自民党参議院では「ばかでもちょんでも当選」という表現が飛び出し物議をよんだ。本音とも、また公人としての気の緩みともとれる。
大勝した自民党も含めて、国の顔、県の顔、市の顔すべての政治家のみなさんに「真価」を考える夏休みにしてほしいと願う。
(伊勢谷 珠子)
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