トップページ ≫ 社会 ≫ 自民党県議団ノ標的は佐久間県議!? 9月県議会の攻防
社会
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県は過去30年間で失われた6,500haのみどりの再生に取り組み、緑地の少ない都市部にみどり再生のシンボルとなる「新たな森(県営公園)」を春日部市大増新田(おおまししんでん)地区に創出する。本施策の実施をすることにより「みどり再生」を県民により実感してもらい、潤いや安らぎのある自然環境を次世代に引き継ぐことを目指している。
さて9月県議会において自民党県議団から「新たな森」整備事業をめぐる候補地の選定方法に課題があるとする質疑が行われた。自民党県議団では候補地の選定をめぐって、決定プロセスに疑義があるとして、今夏から団内に調査委員会を設置し独自に調べている。当該地域は当初20haの予定が16haに削減された。4haの削減が大幅過ぎるか、許容範囲に入るかは議論の余地があるだろう。県のHPでの公表では20haになっている。地権者の意向によって面積を変更せざるを得なかった場合、そのまま減らした面積で行くか、隣接の代替地を求めるかは20haに決めたプロセスも大いに参考にしなければならない。県は生物育成環境の確保は20ha必要だとしている。生物の育成環境は公園の地型にも影響されるだろうし、周辺の環境にも左右される。県内某大学病院のコンクリートの駐車場は縦横斜めに雉が走り回り、車が駐車をはじめるとどこかに行ってしまう。さらに隣接する自然公園はその雉たちが飛び回っている。彼らは自分のテレトリィ内に入ってくる同族は追い払うのが常なのだが、結構したたかに共存しているのだ。だからといって16haでよいというわけでもないし、将来的に拡充できるのであれば、さっさと20haにすべきだ。自民党議員団は選定プロセスに不当な圧力が掛かったと疑っているようだ。圧力をかけた側は簡単に尻尾を捕まえられるようなドジは踏むまい。せいぜい噂話で幕引きになるのだろうか。
自民党県議団は本事業を凍結し、将来的には廃案に持ち込もうとしているようだが、確固たる証拠を握っているのか。今後の成り行きに要注意である。
(宮内 和樹)
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