トップページ ≫ 社会 ≫ どろんこ保育~人の根っこにある逞しさを育てる!日本の保育革命が始まった!
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
昔はあたりまえだったどろんこ遊びが、あたりまえでなくなってしまっている。
毎日の生活で、私たちは土の暖かさ、やさしさ、ありがたさを直接感じることなく生活してしまっている。
20代の夫婦が自らの経験を生かし、日本の保育に革命を起こす挑戦が始まった。
600坪の広い敷地に木造平屋建て。
築山や畑、ヤギや鶏。遊具はどこにも見当たらない。
だれがこの場所を保育園と思うのだろうか。
裸足で走り回り、どろんこまみれになって遊ぶ0歳から5歳の元気な子供達の姿が目に飛び込んでくる。
ブランコもなく、すべり台もないのに子供達は自ら考え、木にぶら下がり、丘をダンボールですべりおりる。その目はきらきらと輝きを放つ。
毎日の生活の中で、畑仕事、水やり、雑巾がけ、生き物の世話。
イベントではなく日常生活中で、ザリガニ釣りや山登り。
田植え、稲刈り、卵でマヨネーズ、トマトでケチャップ作りと食育は過程を大切に体験。
給食室を敢えてガラス張りのオープンスペースにし、常に食に関心を持ち、感謝の気持ちを忘れない。
たくさんの人々とかかわりをもち、皆で子供達を育ててほしいと考え、町に出かけ、ふれあい、会話する。
人間の根っこにある逞しさや打たれ強さ、挑戦する勇気を育てたいと願う。
待機児童の問題は、共働き夫婦が増える現代社会の大きな問題として常に上げられている。
今年5月に横浜市が待機児童ゼロを発表。
だが、これで問題が解決しているわけではなく、希望の保育園に入れない児童1746人が保留児童という呼び名で保育園を求めている。
さいたま市は4年連続で待機児童数を減らしつつも、まだまだというのが現状。
関東エリアを中心に約60カ所の保育施設を開設する「どろんこ保育園」グループ。
残念ながら、さいたま市にはまだ1カ所もない。
都市部にこそ、このような保育園が求められている。
「三つ子の魂百までも」と昔からの言い伝えがあるように、これからの日本を担う大切な宝である子供達の魂を育てるためにも、真剣に取り組まなくてはならない問題である。
(馬渕 凛子)
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