トップページ ≫ 社会 ≫ 浦和駅周辺開発事情 ~ここだけの話!?~
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
浦和駅周辺の開発が進んでいる。
今年3月に湘南新宿ラインが停車、東西連絡通路が開通したことにより、便利になった浦和駅。
北口改札の開設、リーガルショップ辺りから東西への連絡通路が開通することが計画されている。
アトレ建設ももちろん計画に入っているが、いまだに形が見えてこない。
駅構内の東西連絡通路はさいたま市が大きく関わったが、アトレについてはJRがすべてを任されている。
アトレには50店舗以上の店が入ることから、伊勢丹やコルソ、パルコのデパ地下もうかうかしていられない。
駅を出ずに買い物ができるのは、消費者からするとやはり便利なのだ。
伊勢丹は、10月に1階と2階の売り場をリニューアルオープンし、高級感を前面に押し出した。店内各フロアに椅子を置き、気軽に休める場所を提供、客への心配りも忘れてはいない。
パルコは開業から6年目を迎え、先月の新聞で30か月連続増収を発表。
ファッション店舗の変動は激しいが、家電販売店のノジマ、アウトドア用品の好日山荘、ユザワヤなど独特のニーズを強調し、安定した客層を集めている。
西口付近の開発は数年前から囁かれてはいるが、大きな動きはない。
さいたま市は、平成30年度を目途に駅からワシントンホテル手前の東側道路までを商業ビルとタワーマンションにする計画をしている。
後5年で完成するのはどう考えても無理な話で、計画はあくまでも計画にすぎないだろうか。
日の出通りの完成は実際より5年以上遅れ、やっと国道17号までつながる道筋がみえてきた。
しかし、あと少しのところで土地の高低差に苦戦し完成が遅れている。
東京オリンピック招致が決定し、いかに多くの人をさいたま市に呼ぶことができるのかが、これからの大きな課題となる。
まだまだたくさんの可能性を秘めているさいたま市のこれからに、大いに期待が高まる。
(馬渕 凛子)
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