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本日、仙台の夜空に星野監督が宙に舞った。筆者は楽天イーグルスの創設に加わった者の一人として、この歴史的瞬間を目の当たりにして思わず筆をとった。強豪読売ジャイアンツを破っての日本一である。7戦までもつれた日本シリーズは緊迫する試合の連続で、楽天ファン、巨人ファンならずとも楽しめたシリーズだった。特に前日の完投にもかかわらず、最終戦9回の田中投手の力投には、日本での最後の登板ということも相まって涙がでてきた。創設9年目にしての日本一である。楽天イーグルスがプロ野球参入した時に、ここまで早くこの日を迎えるとは想像できなかった。
楽天の日本一は、投手陣は田中将大を筆頭にルーキー則本、そして最終戦先発した美馬、打撃陣は東北出身の銀次を筆頭に攻守にわたって活躍の藤田、出場機会を求めて監督に直訴し捕手から外野手に転向した岡島などの、若さだけでなく野球そして勝利に対する情熱が勝ち取った栄冠ではないだろうか。
そして忘れてはならないのが、仙台そして東北のファンの力である。プロ野球参入初年度、もうすぐ100敗という惨憺たる成績の中でも応援に足を運んでくれた。「東北の人間は暑くなるまで時間がかかるが、一度味方になったら裏切らないよ」、創設準備中に何度も東北の人から聞いた気質だ。嶋捕手が「見せましょう、野球の底力を」と言ったが、まさに東北ファンの底力が後押ししてくれた優勝ではないだろうか。
そして、楽天イーグルスの日本一が東北への意識を盛り上げ、復興への後押しになることを心から願っている。
(林 智守)
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