社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
秋本番。紅葉前線も南下中。昼間の秋空と山々を彩る紅葉のコントラストは秋の華やかさ。そして、日の入りが早まった夕刻からぽかんと空に浮かぶ月。美しい。
そして、今夜は何を飲もうか心華やぐ。
お鍋に熱燗。天婦羅に白ワイン。角煮に芋焼酎。焼肉にマッコリ。中華で紹興酒。それともヘルシーにサラダにハイボールか。
11月第三木曜日はボジョレーワインの解禁日。
毎年、蔵の違う種類5種類以上は予約する。繊細な味の中にそれぞれ魅力があるので本当に楽しい。
ボジョレーヌーボー。新酒なので早めに飲むことに意義がある。
日本はワインの輸入量が3兆円。しかし、日本から世界へ輸出する量は89億円。そこで、「エンジョイジャパニーズコクシュ」という国を挙げて「日本酒や焼酎を世界に広める」プロジェクトが進んでいる。先般も在外国人に対して全国各地の酒蔵から日本酒がふるまわれ、その味が強くアピールされた。
さて、埼玉県秩父市。秩父市は日本酒の酒蔵が三つ。源作ワインをはじめ続々受賞のワインなどワイン作りもさかん。またシングルモルト界の伝説「イチローズモルト」。ファン垂涎のウイスキーも醸造されている。そこで久喜市長、市議会が一丸となって9月議会で「秩父市乾杯条例」を可決。法的拘束力はないもので、市内産業を活性化することに意義があるとのこと。さすが、秩父旦那衆スピリットだ。
全国各地でも日本酒で乾杯条例が施行されている。
また、埼玉県では武州ガスの原宏会長が音頭をとって「地酒応援団」が結成されて、その会員数は着実に増加中だ。
民間の知恵、行政の知恵この知恵の出し合う仕組みこそ、地域の活性化の源かもしれない。
秋の夜長、美しい月とおいしいお酒そして、良質な本。最高の幸せだ。
(伊勢谷 珠子)
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