７年後のオリンピック開催が決定した矢先、何だか日本が騒がしい。

「おもてなし」と訴えた日本がおもてなしどころか相次ぐ、食品偽装、誤表示。

それだけでない。開催地東京の知事猪瀬氏の違法献金疑惑が発覚。

5000万円の資金提供を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったというのだ。

当の猪瀬氏は「ただ借りただけ」というが借用書もないことから疑惑は拭い去れない。

偽装やら疑惑やらを世界の人々にはどう映るのか。

以前、現総理大臣が基本理念で訴えた「美しい国」とはほど遠い。

食に携わるもの、政治を司どるものの意識をかえないかぎり経済効果なんて言ってられないのではないか。

二つのぎ「偽」「疑」は日本国民、そして世界の人々からも簡単には消えないものである。

２０２０年の記念すべき東京オリンピックまでにどう巻き返しを図るのか一国民として期待どころか祈りたいものだ。

（古城　智美）