社会
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安倍さんが総理大臣になって評価する点は多々あるが、ここへきて秘密保護法案の強行採決ぶりをみていると、どうしても大きな疑問と不安が残る。問題を一つにしぼると、その政治の手法やあり方についてだ。一体保守とは何かということだ。かつては保守・革新というと、明確に分かれていて保守は資本主義や修正資本主義の側に立つもの革新は社会主義を信奉する側だった。しかし、時代の流れの中でこの鮮明さが消えてきた。無所属という立場もあって、どちらにも属さないが、その時の状況によってどうにでも変わりうる人達もでてきた。国政は政党政治だから、いくらなんでも無所属では無責任だし、力になりえない。すなわち政党に入れない人達が無所属という仮死状況の中にいるのが現状だ。さて保守政治。資本主義はいいが、あとひとつ基本的な思考や、行動はどうなのかが問題だ。保守とは感覚だと思う。これが妥当とか、これが世間の感情だろうということを忖度する能力をもっているのが保守の大事な側面である筈だ。自民党はそういう政党な筈だが、世論を逆なでするようなことをやりだすと、これはもう非常識政党であり、保守ではありえない。公明が保守の良き補完役である筈なのに、今回まったくその役をなしていないのは、今後の政治のゆくえを暗くしていることだけは大反省すべきだ。
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