社会
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今年の世相を一文字で表す「今年の漢字」が「輪」に決まり、日本漢字能力検定協会が12日、京都市の清水寺で発表した。
17万290通の応募のうち、「輪」は最多の9518通。
2020年東京五輪の開催決定が最大の決め手のほか、富士山の世界文化遺産登録、サッカーW杯への日本代表の出場決定など「日本中が輪になって歓喜にわいた年」であったことが理由に挙げられた。
そう考えると日本くらい「輪」を重んじる国はない。
それが世界に評価されたのか、五輪決定にもつながったのだろう。
その五輪決定瞬間日本中が歓喜にわきひとつになった。まさしく「輪」だ。
また今年は異なる「わ」である「和」が評価を得た。「和食」である。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は今月4日、日本政府が提案している「和食・日本人の伝統的な食文化」を無形文化遺産に登録した。
健康食ブームを背景に世界中にファンがいる「和食」。
今回の無形文化遺産の登録で、日本独自の食文化の価値が改めて認められた。
今年は偽装問題があったにもかかわらずの決定だ。
これによりあらためて食、和食に携わるものの襟を正してもらいたいものだ。
個人的な話に移ろう。
私の今年の一文字は何かと問われると、その答えはやはり「輪」である。
輪は多数の意味を含む。
勿論チームワークでもある。
今年は弊社も様変わりし、それぞれが自己の分野で躍進、そしてより一層のチームワークによって会社を守り立ててきた。
そして「リング」も輪である。
先日夜空の月を見た。月のまわりに光るリングが輝いていた。
調べてみると、これは「月のかさ」、「月暈(つきがさ、げつうん)」などと呼ばれる現象だった。
初めて見たこのリングにアートを感じた。まさにアートリングである。
今年も色々なことがあったがやはり自然なことに感動できる私、そしてチームワークを重んじる私でいたいと想った。
そしてあらためてその輪の国、日本人であることを誇りに想う。
(古城 智美)
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