社会
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裏に小沢さんがいた。細川さんとは20年前頃の新進党の仲間だ。すっかり落ち目の小沢さんにとってこんなうまい話はない筈だ。デストロイヤーの異名をもつ小沢さんは、いまや小沢さん自身まで破壊しつつある。
かたや自民党をぶっ壊すと言って自民党捕り成功した元総理の小泉さん。安倍総理とは師弟関係にあった。安倍さんは小泉総理時代の官房長官までやった。小泉さんの息子も政務官の要職にある。それまでをも壊して小泉さんは細川さんを先頭に立って支援するのだ。義理も人情も立場もこの人にはなさそうだ。小さな泉が湧いて小さな沢になり細い川が、流れだしたのだ。そうだ、中川元幹事長もいた。はたしてこの細い川は大川にまでなるのか?脱原発の旗印も凄い。ワンイシューだという。そもそも黒か白かなんかで世の中は成り立ってはいない。長野県を日本一長寿県に押し上げた高名な医師、鎌田實先生は明解だ。マルかバツはありえない。マルに近いサンカクの生き方こそ正しいと説いている。しかし、選挙は戦いだ。戦術としたら問題点を極端にしぼった方が結局わかりやすいのだ。小泉さんはその点名人だ。
一方自民党が推す舛添さん。元妻の片山さつきさんにまで応援を渋られた。小泉進次郎さんや河野太郎さんもみんな舛添アレルギーだ。
いまさら元総理が地方の雄になりたがるのかといぶかしがっている人も多いが、地方政治がいまだに中央政治の下にあるのは人材がないからだ。だとすれば元総理が地方のキングになるのは歓迎じゃないか。ましてや40代、50代がみんな意気地がなくてチャレンジできないこの高齢時代、カッコいいではないか。老害というならチャレンジできない世代は若害的存在だ。脱原発、脱老害を実現させれば文句はあるまい。民主の野田前総理も細川さんだそうだ。凄い選挙だ。細川さん、舛添さん、どちらが勝っても政界再編につながればいいではないか。
「花は10日の紅にして権は10年久しからず」とわずか9か月で20年前総理の椅子を投げ出した細川さん。何でもありなのだ。政治の本質はそんなものかもしれない。1866年、あれだけ憎しみあっていた薩摩と長州がいきなり組んだ。幕府は倒れて、今がある。148年前の1月21日事は起きた。
今年2月にはまた歴史が大きく変わるのか。面白い!
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