トップページ ≫ 社会 ≫ 夢を実現する新しい形~クラウドファンディングという資金調達の新しい形
社会
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今でも担保や経営者の個人保証がもとめられる中小企業の銀行融資。これが日本の起業を妨げる要因だという意見もある。アイデアや実現したいプロジェクトはあるものの、実現に向けてどのように資金を調達したらよいかわからないという人たちの間で、クラウドファンディングというサービスが注目を集めている。クラウドファンディングとは直訳すると「大衆からの資金調達」という意味で、インターネットを通じて不特定多数の人たちから比較的少額のお金を集めることである。米国では2009年ころから「Kickstarter(キックスターター)」というサービスなどを代表にアニメ制作やコンピュータゲームなどのプロジェクトが資金調達に成功している。有名な成功事例としては、スマートフォンとの連携が可能な腕時計が、投資会社からの資金調達がうまくいかなかったところ、このサービスで約10億7000万円集めた。
では中小企業はいかにこのクラウドファンディングを活用すべきか、クラウドファンディング型ECサービス、きびだんご株式会社松崎良太代表取締役に話を聞いてみた。「『きびだんご』(http://kibi-dango.jp/)は中小企業の成長を金融面で応援する目的で設立しました。クラウドファンディングの仕組みを利用し、これから出来るものを皆で買うという購買スタイルにより、アイデアやスキル、企画をもっているプロを応援したいと考えています。」と松崎社長は言う。いままで「きびだんご」で資金調達に成功した事例ではアレルギーにも良いといわれる幻の米「京都旭1号」の復活や世間で評判の超小型3Dプリンタなど多数でているそうだ。(画像参照)
3Dプリンタについては日本での最高額レベルの1000万円強集めた。
資金調達がうまくいくためには「プロジェクトのストーリーのワクワク感をユーザーの共感に結びつけ、支援の輪を広げていくこと。またプロジェクトオーナーがプロとしてユーザーに尊敬そして価値をみとめてもらうこと」(松崎社長)が必要とのこと。新しい商品を世に出したい、新しい分野に挑戦してみたいという事業者にとってこのクラウドファンディングは一考に値する仕組みではないだろうか。ただ、新しいサービスゆえ、事業者の人が取り組むには不安もあるだろう。そこで、「きびだんご」では資金調達の仕組みだけでなく、プロジェクトつくり、チームつくりのお手伝いもしている。興味のある方向けの相談会を実施しているので、自分の夢を実現したいと思っている人は、詳しい話を聞いてみてはいかがであろう。
(林 智守)
■きびだんご相談会(2014年1月29日開催)
詳細http://kibi-dango.jp/blog/?page_id=590
開催日時】:2014年1月29日(水)19:00~
【場所】:東京都目黒区碑文谷5-8-12-217 きびだんご株式会社 オフィスにて
【所要時間】:2時間程度
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