トップページ ≫ 社会 ≫ 氷の舞台で舞う「新星スター」と「引退スター」
社会
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開催中のソチオリンピック、初のゴールドメダルを手にした彼は、フィギュア界日本男子史上初の快挙だ。
氷という舞台で華麗に踊り、空高く舞う彼は、あどけない笑顔が残るフィギュア界新生、19歳羽生結弦選手である。
その容姿といいまさに新人類。その重圧もみじんも見せず、さっそうと舞う彼に日本中はおろか世界中が魅了された。
しかし、ここで忘れてはならないもう一人のスターがいる。
ゲガを乗り越え、曲騒動を超えて、諦めない気持ちを胸にその氷上で桜のように、舞い、散っていった高橋大輔選手。
その彼の演技には、苦しみ、哀しみ、そして踊れることの歓びがその奏でる曲にあわせ溢れていた。
まさに咲き誇る美しき花であった。多くの観衆がその花に心を奪われた。
決して彼は愁いを秘めて散ったわけではない。
最後の舞台で満喫し、満たされた想いで幕を閉じたのだ。彼の笑顔がそれを物語っていた。
昔、横綱千代の富士が引退した時のことがふと頭をよぎった。
貴花田との一番、その後貴闘力戦での敗退で引退を決意した横綱千代の富士。
どの時代にも「新旧交代」という言葉があるように新しいスターの誕生とともに古きスターとの別れ、引退がある。
だからといって私たちはその古きスターを忘れないものだ。
その舞台に彼らが活躍していたことは、功績として語り継がれていく。
男子フィギュアを支えた功労者、高橋大輔選手。私たちはあなたを忘れない。
興奮と感動をありがとう・・・そしてお疲れ様でした。
(古城 智美)
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