トップページ ≫ 社会 ≫ 福島県南会津「チーム息吹」の子供たちが郷土の歴史を熱演!涙!涙!涙!in 彩の国さいたま芸術劇場(3/29・30)
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
フィナーレにはハンカチで顔を覆っていた。
こぼれ落ちる涙が止まらなかった。
その感動の舞台に立ったのは福島県南会津の小学生から高校生までの子供たちを中心とする「チーム息吹」と仲間たち。
沖縄の伝統「組踊」を現代版にアレンジ。ダンスを取り入れながら地元南会津の「御蔵入騒動」を演じる。
時は今からおよそ300年前の話だ。
自己の命を犠牲にして村を守った勇者である農民の話である。
その死は決して無駄ではなく村を救った。そして「南山義民」と讃えられ郷土の誇りとして代々伝えられた。
気迫に満ちた男の子の体当たりの演技。艶っぽい、涙をそそる女の子の台詞回し。そして色鮮やかな衣装で妖艶に踊る踊り子たち。生バンド、歌、太鼓、照明などの舞台演出、どれもがパーフェクトだった。
人が人に感動する、人が人を感動させる。凄いことだ。それは知名度の高さや名声でもない。
子供たちが福島の子供であるという同情や哀れみでも決してない。
その根底には、心で演じ、心で踊るものに、心で伝えられるものがあるからだ。そう、舞台の子供たちの心が乗りうつり、感動を導きだす。演じるもの、観るものすべてが一体となったひとときであった。
こんなにも輝いている子供たちがいることを大人として誇りに想うと同時に、大人である私たちも子供たちの心に訴える輝いた大人でいたいと改めて想った。
今宵、新しい時代の息吹とともに、春の息吹がさいたま芸術劇場に吹きあれた。
チーム息吹の子供たちへ・・感動をありがとう。
またその舞台で旅立つ高校3年生の卒業生へ・・卒業おめでとう。
そして、頑張れ福島!!頑張れ東北!!
(古城 智美)
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