トップページ ≫ 社会 ≫ 政経パーティ異聞~さいたま市の代議士達~
社会
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さいたま市選出の代議士、武正公一、村井秀樹、田中良生、牧原秀樹の四氏がそろって政経パーティを開催する。そろってといっても、そろいぶみをするということではない。同時期に行うという意味だ。さてこの政経パーティ、どうも評判が芳しくない。
政党助成金を国費でうけていて、その上に資金集め?というのが一般の声だ。しかし、そんな声はどこ吹く風、諸先生方は資本金集めにやっきになっている。このシステムの実情は庶民とは縁遠く、だいたい中小企業のオーナーが中心となって、10枚、20枚パーティ券を引きうけ、それを主なる有権者に配ったり、買わせたりするシステムだ。中には、4人の代議士全ての券を引きうける豪けつがいて、年間、300万ぐらいは支出するという。
そんな中で、民主党の武正氏と自民党の村井氏のパーティ券戦争はすさまじい。武正氏が次回は屈辱をはらそうとしているからだ。いままで、武正氏のパーティ券なぞ1度も買ったことのないある経営者は、いきなり、秘書が2万円の券を買って欲しいとたずねてきて、しかもあたりまえのような顔をしているのにはおどろいたと、あきれ顔。一方、村井氏の方は、前回多額のカンパを受けている人の恩も忘れて、新しい販路拡張にやっきのようで、忘れられたこれ又、某経営者は、もう2度と村井をやらないと怒りをぶちまけているという。実際、そういう人達と会ってみると、パーティ券を平気で売りつけるのではなく、もっと地道に有権者に足を運び、まず心を売るべきだ、これだから政治家がますます劣化するのだと異口同音に言い放つ言葉には説得力がある。
政治に資金は絶対必要だ。だとしたら、みんなが心から支援できる人望を高めるべきがまずは第一というところだろう。
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