トップページ ≫ 社会 ≫ 熱いぞ!小川。小川町長選挙はじまる。
社会
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無投票の公算が高かった小川町長選挙は20日告示された。
新人83歳の柾木鐘伍氏と5町(小川、滑川、ときがわ、嵐山、鳩山)の代表として県議会で活躍をした松本恒夫氏。
松本氏は町議3期、県議3期、県議会副議長もつとめた。
柾木氏はてづくり選挙戦を展開。投票日は25日だ。
そして、松本氏が県議を立候補によって辞職したことにより来年の統一地方選挙の前に小川町をはじめとする比企西部5町の県議を決める補欠選挙がまもなくスタートする。
元代議士秘書と元県議で現町議のともに若い世代が立候補すると選挙区内ではもっぱらの熱い噂だ。一騎討ちの戦いになるのか、それとも第三の候補者出現で三つ巴になるのか?小川町は武蔵野の小京都といわれている。かつては八王子までのびる道は小川町で織られた織物や和紙を運ぶ武州のシルクロードともよばれた。市(いち)もたち、現在でも三つの酒蔵がある街。当然花柳界も賑わい、多くの旦那衆が存在した。そのDNAをひきつぎ、今でも粋な旦那衆が様々な行事(選挙も含めて)を仕切る。
衆議院中選挙区時代は山口敏夫派と小宮山重四郎派の勢力がきっちりと色分けされていた。
小選挙区になって山口たいめい代議士派が多数を占めるがいまだ、民主党のポスターも維新の会の坂本ゆうのすけ氏のポスターも存在する。
小さな町の首長をきめる選挙、つづいて始まる県議会補欠選挙。
選出国会議員としては、スタンスの取り方が難しいだろう。
自分の選挙の時に「覚悟がある」「胆力がある」という言葉を使うことがあるが、有権者からみた場合、「自分の選挙以外の時のポジション」こそが、その政治家の「覚悟。胆力」を図るスケールになりうることが多い。
(伊勢谷 珠子)
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