トップページ ≫ 社会 ≫ 【東松山市長選】森田市長再選!~東松山の新たな前進に期待
社会
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6月29日告示、7月6日投開票日の東松山市長選挙は、現職の森田光一氏が再選を果たした。
森田光一 18,921 当選
松坂よしひろ 14,989
投票率 47.56% (前回52.98%)
今回の東松山市長選は、争点なき選挙だった。森田市長はこの4年間、とても1期目とは思えないような働きを見せ、山口泰明代議士をはじめ、代議士にもっとも近い菅官房長官や上田埼玉県知事もその能力を認め、よき友であり、ライバルでもある藤縄鶴ヶ島市長をもうらやむ、素晴らしいリーダーシップを発揮してきた。
当然、森田市長続投を願う市民の声は大きく、それが選挙の結果に表れた形だ。
今回の東松山市長選は、選挙前から不穏な空気が流れていた。森田市政を誹謗中傷する怪文書がばらまかれ、松坂氏は、重箱の隅を突っつくような森田市政の批判に明け暮れ、挙句の果てにはウソまで飛び出す始末。もっとたちが悪いのが、告示後は絶対に剥がさなければいけない「2連ポスター」を掲示し続け、警告があったのか、選挙戦4日目にしてようやく剥がすということもあった。政治家の風上にも置けない「何でもあり」の汚い選挙戦を展開していた松坂氏に対して、現職の森田氏は相手側の挑発に一切乗らず、ひたすら政策を訴え続け、森田氏の人柄を感じさせる、クリーンな選挙戦を展開していた。
しかも、選挙資金を最小限に抑え、手作り感があり、人のぬくもりを感じさせる「あたたかな」雰囲気だったことも特筆される。
当然のことだが、不気味だったのは、松坂氏の後ろには常に、坂本祐之輔衆議院議員(日本維新の会)の影がちらついていた。坂本氏はこの市長選をうまく利用しようとしていた節があり、松坂氏の駅頭や街頭活動には、ほぼ参加して「便乗」していた印象だ。
今回、所謂「ネット選挙」を制したのも森田市長だった。昨年の参議院選挙より、告示後のブログやSNSの更新が解禁になったが、まだ「ネット選挙」自体が成熟しておらず、上手に使いこなしている人はあまりいないのが現状だが、森田市長は地道に活動の様子をTwitterなどで公開し、陣営側の「あたたかさ」を出していたのは印象的だった。その一方松坂氏側は、同じ記事を「しつこい位」に繰り返し公開し、まったく目新しさを感じない、つまらないものだった。 お粗末だったのが、松坂氏の友人がドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」のPRポスターをTBSの許諾を得ないまま、主役の顔を松坂氏の顔にすり替え、文言の部分にも松坂氏の名前を貼り、ネット上で公開したものを「リツイート」し、自慢げに紹介していたということもやっていたが、これは明らかに著作権の侵害に当たるのだ。
森田市長再選で、東松山の新たな前進がなされるだろう。2期目の森田市政、大いに期待したい。
(直木 龍介)
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