トップページ ≫ 社会 ≫ 大宮の地ビール誕生!!~地域をつなぐ1杯に!
社会
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大宮・氷川参道近くにあるビアパブ「氷川の杜」が、さいたま市内初となる地ビールの製造・提供を開始した。
「試行錯誤の繰り返しでした」。
氷川ブリュワリーの社長、菊池俊秀さんはしみじみと誕生秘話を語り始めた。
きっかけは、大宮駅東口周辺を元気にしようと開催されたイベント「I love SAITAMAぷろでゅーす」だった。イベント終了後、参加メンバーは定期的に集い、大宮駅東口を活性化させるにはどうすれば良いのか、連日議論を重ねていた。たまたま、ビールの醸造経験がある清水良浩さんも参加し、その体験を聞いているうちに、菊池さんは地ビールを思いついた。
早速菊池さんは、さいたま市産業創造財団が企業支援をする「ニュービジネス大賞」に応募し、見事に「コミュニティビジネス賞」を受賞した。
その後菊池さんは勤務していた会社を早期退職し、その退職金を元手に氷川ブリュワリーを創業。清水さんも勤めていた会社を辞め、醸造担当者として参画し、そこから二人三脚で地ビールの開発が始まった。 4月に「氷川の杜」を開店させたが、暫くは他社製のクラフトビールを提供せざるを得なかった。6月に製造免許が交付され、本格的な醸造がスタート。ようやく8月6日お披露目となった。
コクのあるアンバーエール、フルーティーな味わいのゴールデンエール、それぞれに、このプロジェクトに関わったすべての人の思いが凝縮されており、大宮を活性化させる起爆剤として、期待する声は大きい。 なお、8月10日(日)高島屋大宮店にて試飲会が開催される。秋以降、瓶詰めでの販売も計画されており、大宮の名物にする方向だ。
氷川の杜
さいたま市大宮区高鼻町1-36-1
048-783-5123
営業時間 17:30〜23:00 (ラストオーダー22:30) 不定休
(直木 龍介)
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