トップページ ≫ 社会 ≫ 本日20日から動物愛護週間~これからのヒトと動物との関わり
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
本日から動物愛護週間だ。近年、犬や猫など、ペットを飼う人が増えている。少子高齢化の進展と共に、ペットを家族同様の存在で接する「コンパニオンアニマル」(伴侶動物)として捉える傾向が強くなってきている。癒し、と言ってしまえば簡単だが、ストレスの軽減や孤独感からの解放など、今や現代人の生活には欠かせない存在なのである。その一方、飼う側のモラルが問われるような、ペットに対する虐待も増えている。また、飼いきれなくなって遺棄されるケースも増えており、環境省の統計によれば、平成24年度に殺処分された犬や猫の数は16万頭に上る。
殺処分問題を解決するために、自治体や獣医師会、NPOやボランティアの努力により、その数も減少傾向にあるが、今後も継続的な取り組みが必要である。
今年の2月、「フェレット・リンク&ラビット・リンク」が、マーシャルフェレットとアメリカンラビットの専門店としてオープンした。同店を運営するエイチ・リンク合同会社の橋爪宏幸代表は、全国的にも数少ない専門店としての役割を担いつつ、第三のコンパニオンアニマルとして、フェレットとウサギの普及に力を入れている。
橋爪代表はサラリーマン時代、過度のストレスにより身体を壊したことがあり、その時に支えとなったのがペットの存在だったそうだ。 自身の体験、そして当時社会問題になっていた殺処分問題解消の役に立ちたいという強い思いからエイチ・リンクを設立した。
近年SNSでもブログでも、ペットを自慢する写真が溢れ、かわいい姿に惹かれ、自分でも飼ってみたくなるという人が多い。衝動に駆られ飼ってはみたものの、面倒見きれなくなり、飼育放棄に至るケースが今増えている。犬猫の飼育放棄に至る主な理由として、「夜鳴き」「噛み癖」「散歩できない」などが挙げられるが、橋爪代表は、マーシャルフェレットにはほとんど噛み癖はなく、アメリカンラビットは一般に販売されているミニウサギとは異なり、遺伝性疾患のリスクが少なく、親兄弟と長く一緒に育てることで、社交性や基本的な教育を身に付け、情緒的に安定しており、犬猫に比べて飼育放棄の要因が少なく、コンパニオンアニマルとしてふさわしい存在であると語る。さらに「フェレット・リンク&ラビット・リンク」では、店内常設のプレイルームなどで実際に触れてもらい、フェレットは自宅で実際に飼育体験ができるプログラムも用意されている。そこで「本当にコンパニオンアニマルと暮らせるのか」をしっかりと確認してもらい、安心して購入できる制度も用意されている。
興味がある方はぜひ店内でフェレットやアメリカンラビットに触れてもらい、第三のコンパニオンアニマルとして理解を深めてほしい。
フェレット・リンク&ラビット・リンク
さいたま市浦和区北浦和1-20-9 電話:048-799-2145
営業時間:12:00~20:00 水曜定休(祝日の場合翌日が休み)
(直木 龍介)
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