社会
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4月に告示される統一地方選が、すでに火ぶたを切っている。今回は上田知事が8月の知事選の前哨戦として激しい闘志を燃やしているのが大きな特色だ。そして自民党の理不尽な議会運営に対して、選挙で決着をつけようと必死だ。 反自民、非自民系ならこの指とまれと地でいっている。意地の悪い自民系の候補者は「敢然として勝ち貫く自信の無い者が、現職知事の威光を借りたがっているだけで、たいした流れにはならない」と言っているが。どうか。
兎に角、各地で変形の異変が起きている。例えば白岡市。いままではまったく接点も無く、むしろ敵対関係にあった前民主党県議の岡氏を自民党白岡支部は全力で応援していて、これに対して自民党県連は井上直樹氏を公認候補に決定。地元の土屋品子代議士はもちろん井上氏を支援。しかし、前々回の国政では、土屋氏は白岡支部長の小島市長をはじめとした組織に応援を受け、おまけに選挙違反まで出し、小島市長の有力参謀が逮捕されてしまった。さらには、自民県連を追われた大物、佐久間県議が小島市長と近いところから、自民県連も目の色をかえている。知事イコール、岡県議。自民イコール井上氏。市民はとまどいの色を隠せないでいる。
ねじれ、よじれ、不可解、難解等の県議選が春の嵐を呼んでいる。
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