トップページ ≫ 社会 ≫ 第2回岩槻映画祭開催!~岩槻活性化への起爆剤に
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2月28日土曜日と3月1日日曜日の両日、さいたま市岩槻区の本丸公民館で、「第2回岩槻映画祭」が開催された。日本全国、そしてアジア各国から寄せられた約100本の応募作品の中から、賞金10万円のグランプリ作品をはじめ、各賞を選ぶ短編コンペ部門9作と、岩槻や埼玉県内で撮影された作品、「地域」をテーマに製作された招待作品9作も上映された。初日のオープニングセレモニーには、さいたま市内外から多数の観客が訪れた。遠藤秀一さいたま副市長も駆けつけ、祝辞の中で岩槻映画祭への更なる期待を述べた。また吉田一志さいたま市議会議員(岩槻区選出公明党)も熱心に作品を観ながら、市議会議員として岩槻映画祭へ積極的に協力する姿勢を見せていた。 岩槻映画祭の開催にはスポンサーの協力が不可欠だが、川口市に本社を置く株式会社アズ企画設計(松本俊人社長)は、企業キャラクターである「ハウスくん」とさいたま市のキャラクター「ヌゥ」とコラボさせるなど、会場の盛り上げ役として一役買っていた。映画祭の関連イベントとして、彩の国ブランドフォーラム(菩提寺由美子社長)による「コスプレロケーションフォト写真展」と、「コスプレ体験街歩き」を実施し、岩槻のロケ地としての魅力を伝え、菩提寺氏を中心に推進している「さいたまコスプレ聖地化計画」が、さいたま市に観光客を呼び込むための有効な手段であることもアピールしていた。
2日目は荒天にも関わらず、多数の観客が訪れた。特に主催者の1人でもある、吉永篤史監督作品「つきものがたり」は、岩槻を舞台に撮影されたということもあり、かなり注目を集めていた。 主催者を代表し、吉永篤史監督は「岩槻映画祭は今年2回目で、埼玉県内で初めてコンペ部門が設定された映画祭です。毎年続けることに意味があり、コンペ部門を大切にして、さいたま市から新しい映画監督を輩出できるような映画祭にしたいです」、と今後の抱負を述べた。
(直木 龍介)
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